新学期が始まりました。
お子様の進級や入学式、ご自身の人事異動や部署内での人の入れ替わり、慌ただしいことと思います。
人事異動の掲載には、3月末で退職した人も発表されます。
その中に、私の同期の女性が1人含まれていました。
超氷河期に一緒に入った少ない女性の同期なので、入ったメンバーの顔も名前も全員覚えています。
割に早く転職や結婚で退職した仲間は笑顔で見送れましたが、先月退職した彼女は、会社の中の複数ある選抜研修を、全て同時期に受けた貴重な仲間で、同じ部署で働いた経験はありませんでしたが、異動の度にステップアップする彼女をみて、彼女らしいなと思っていました。
旧帝大出身の現役入社で結婚後はご夫婦のみだったこともあり、仕事を一生懸命頑張っていましたが、数年前から多忙でない部署で働くようになりました。そこは心身不調の人が配慮されやすい部署のため、個人的に気になっていたものの、直接聞けずに数年過ぎました。
仲良しの同期からは、どうも数年前の上司とのトラブル(ハラスメント)が原因のようだ、と聞いていましたが、そんな彼女が春、新しい世界に旅立ちました。
優秀な彼女のこと、家でのんびりするでも転職するでも、自分なりに時間をかけて考えての決断のはずで、余力をもって新しい道を選んだ彼女から、ここ数年揺れ動く私自身も大きな勇気をもらえました
定年まで勤めあげることも立派ですが、私世代は子育てが終わったり、心身の変化を受け入れつつ、そろそろ自分自身を優先して大切に労ってあげる時期にきたと思います。
ご家庭で主婦をされている方ももちろん、同じです。
今年に入って3月までに、同世代の同僚を2人亡くし、彼女が退職するのを見送りました。こんなに短期間で3名を見送るのは初めてです。
でも同じ見送るなら、退職する仲間を見送りたいです
どうか同世代の皆様、もっと適当でいいんです。
あまり自分を責めず、どちらかといえば褒めてあけてください。
しんみりしてしまいましたが、天気がいいので気分転換に散歩でもしてきます