久しぶりに不登校についてニコニコ

 

    娘が不登校を乗り越えたのは、もう5年前のことです。私からその話をすることはもうないのですが、娘の家庭教師先の生徒さんにそういう方がいらっしゃることもあり、時々娘がふとした瞬間に話すことがあります。

 

 「不登校になったきっかけは些細なことで、学校休んだ当初はほっとしたの。家は居心地がいいからね。でも学校に行かないと社会から孤立するからどんどん自信がなくなって。私はその自信を取り戻すために、周りがすごいと思うような大学を目指そうとしたんだと思う」

 

    こんなことを、急に食卓でポツリと言うわけです。

 

「自分の行きたい大学や学部がはっきり決まっていれば別だけど、そうでなければ偏差値の高い大学に行きたいって思うのは受験生なら普通なんじゃないかな。」

 

「うん。それ自体別に悪いことではないのだけど、他人からの評価で自分の自信をつけようとしてたのは違うって気づけたんだよね。私の場合は日舞で自分は自分でいいって思えたから今がある」

 

    生徒さんと接することで、当時の自分と重なることもあるようです。

 

   不登校の時はずっと沈黙の娘でしたから、どうすればいいか悩んだよーと言うと。

 

「真っ只中の時は自分でも自分の気持ち、うまく伝えられないし、自分でも自分のことわからないんだよね。今だからわかるの」

 

   オチがある話でなくてすみません。

 

   ただ、こうした親子の会話も私にとっては貴重な時間なのでブログに残しておこうと思いますコーヒー