お受験での面接は、試験前に実施する学校、試験期間中に実施する学校両方あるかと思いますが、わが家の受験校はいずれも試験前でしたニコニコ

 

   お教室で親子三人で2回ほど練習をしましたが、事前に

 

 

 親が子供の代わりに答えない

 

 子供が答えられなくても、あるいは親が想定外のぎょっとするような回答をしても、面接時は正面を向いて子供を覗き込んだりしないこと

 

 

   といったごく基本的な事(でも、恐らくこれが一番あるケースなのだと思われます)を教わり、面接練習はスムーズに終わりました。

 

   もちろん、事前に主人とは夫婦で想定質問を考え練習はしていました。娘の不安はありませんでしたが、親が足を引っ張るわけにはいきませんウインク

 

    練習を終え、いよいよ本番を迎えることにキラキラ

    まずは、お教室Y先生イチオシのD校。

 

    初めての本番の面接でしたが、学校の校門を出た帰り道、主人が一言

 

「面接はかなり良い感触だったね」

 

ともらしました。こういう感覚的なことを主人が言うことは滅多にありません。

 

   が。私も同感でした。標準的な質問で普通に受け答えが出来たこともそうなのですが、面接時、終始先生方の反応が良かったのです。

   まだ試験を受ける前でしたが、後は娘が試験本番で力を出し切ってくれたら、少なくとも面接で足を引っ張ることはないだろう、という印象でした。

 

 

    続いて、私の心の中の大本命B校。

    面接前に事前のアンケートがあり、それを基に面接をすることになっていました。

    面接でよく問われるような項目のほか、ご家庭で大切にしていること、父親の趣味など。

 

    面接時にそれを基に質問するようでした。

    志望理由は主人が自分の職業経験を基に記載していたこと等もあり、両親にはごく簡単な質問しかなく、夫婦共にスムーズに答えられました。

 

    娘も、先生が優しく

 

「今朝はここまでどうやって来ましたか」

 

といった簡単な質問に、普段通り答えてスムーズな滑り出しだったのですが。

 

「家族で外で食事をすることはありますか。どんなお店で食事をしますか」

 

と質問された時、娘は沈黙になりました。

 

    シーン…真顔 真顔 滝汗

   

    子供に答えを促したり親が動揺してはだめ、と夫婦二人心臓バクバクしながら娘の回答を待ちます。

 

   娘が面接で沈黙になったのは初めて。なぜ沈黙になったのか、娘はどのお店を答えるのか頭の中でいろんな回答がかけめぐります。

 

    もうしばらくしても言葉がでなく、先生からの質問がなければ、娘の背中をさすってあげようと思っていると

 

「○○です」

 

    娘はお教室近くにあるファミレスを答えましたウインク

 

「好きなメニューは何ですか」

 

優しい先生の問いかけに

 

    お子様メニューを答えると、三人の面接の先生方が、そうなのニコニコと微笑んでくれました。

   

    面接が終わり最寄駅で昼食をとると

 

「うーん。B校は微妙だね」

 

   と主人がつぶやきました。あまりに好感触だったD 校と比較すれば無理もありません。厳しいかも、というより、何の手応えも感じられなかった、というのが正直な感想でした。先生方は穏やかで優しく、学校の印象通りだったのですが、我が家が学校側から気に入ってもらえたかは全くわかりませんでした。

 

    お昼を食べ終わりリラックスした娘に、今日の質問難しかった?と聞くと

 

「なんて答えればいいか迷った」   

 

おいで

 

    恐らくですが、質問の意味がわからないのではないのです。

    このお店を答えて平気なのかな、と悩んだようですウインク

 

    我が家はもちろん普段からファミレス以外のお店にも行きます。

 

    それでも決めていることがあって、家族向け以外のお店(ドレスコードがある、カップルや大人向け、ナイフフォークが複数あるようなお店)には娘は連れていきませんでした。

 

    生まれた時から夜泣きもなく、どのお店や公共機関でも親が注意しなくても落ち着いて行動する子でした。

 

    それでも、子供にふさわしくない、と判断したお店にはお店からNGが出ていなくても連れていきませんでした。

 

    これはわが家の経済事情とは別の教育方針でもあったので、ファミレスと答えても親としては全く問題なかったのですが、娘は娘なりに迷ったのでしょうねウインク

 

     最後のC校は3校目ということもあり無難に終わり、親子での二人三脚の面接は無事終了となりました。

 

     ここからは娘1人で頑張ってもらうしかありません。

 

      試験本番までは残りわずかでした。