妊活において体脂肪22は肥満ですか? | フリーランス管理栄養士(名古屋) ごんえり公式ブログ

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体重32kgの拒食経験。企業様のレシピ開発・健康経営サポート。プロポーズされる女性が続出❤︎“初心者専門の自信とキレイをつくる名古屋料理教室” 運営。ICA国際コーチ協会認定コーチ 、健康食育シニアマスター、フード-コーディネーター、幼児食アドバイザー、Jr.オリーブオイルソムリエ


【体脂肪率22は肥満になりますか?】

先日、クライアントさまからご質問いただきました☆
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BMIというのをご存知ですか?

ボディー・マス・インデックスと
呼ばれ流もので簡単にいうと体型を数値化にしたものです。


計算式=体重〈kg〉÷身長〈m〉の二乗


例       50 ÷ (1.60×1.60 )=19.5


こちらの値が18.5はやせには入ります。

痩せと聞くとなんだか嬉しい気持ちになる方もいらっしゃるかもしれません。

わたしは過去に嬉しい気持ちになった人間^^;

でも、BMIが低いからといって
決して良い!ということは一概に言えないのがみそ。

つまり喜んでいる場合ではないということ。


実は、BMIよりもまずは体脂肪
重要視する必要があります。


なぜなら体脂肪17%以下
やせ型の女性からは
低出生体重児が生まれやすい
ことがわかっています。

低出生体重児とは2500g未満の
赤ちゃんのことをさします。

では、なぜ低体重だとまずいのか
といいますと

成人病胎児発症説という説に関連してきます。

簡単に言いますと体重が低い赤ちゃん
は大人になると糖尿病や心臓病の
リスクが高まるということです。

この説は30年近く前から存在していたことを知ったときは驚きました。

英国サウザンプトン大学医学部の
デイヴィッド・バーカー教授が
20年ほど前から提唱し始めた説で、
欧米では数々の研究や疫学調査が大規模に行なわれ、現在では定説となりつつあります。

小さく生まれた赤ちゃんは
大きな赤ちゃんに比べて体が弱く
周産期死亡率に差があります。

これはわかりやすいのですが
その後の成長した大人になってからも
関係してくるというのは衝撃を受けられる方もいるかもしれません☆

が、これが現実です。


今では遺伝子栄養学も進み
遺伝子で将来なりやすい病気までわかってしまう時代ですねェ。


他にこうした記事も





妊娠前の女性の体脂肪は22%かそれ以上が理想的☆





ではどうして体脂肪が少ないと
よろしくないのか?


その理由は体脂肪が低いことで
無月経や生理不順になる確率が増えるから。


そもそも妊娠は排卵が起こっていなければできず、なんと体脂肪17%を下回ると排卵が止まってしまう人が半数以上という報告もされています。

ダイエット。やせ。

ついついこうした言葉にひかれてしまう気持ちもとてもよくわかります。


でも、健康のために、美容のために、
そしていつか生まれる赤ちゃんのことを思ったら何がベストな選択か?


今目の前に起こっていることだけでなく
こらから先の未来の全体を見たときに

大切なのは健康的な体であり
痩せている体ではありません。



激しい食事制限や運動、
エクササイズなどやる人も多いですが、
簡単に体脂肪を落としては、
かけがえのない代償を追ってしまう
ことを招きかねないということを
知っておくことがとても大切だと
私は思うのです。


健康も美も妊活も
体脂肪とBMIは
基準値を維持することが
ベストだと☆




こうした妊活につながる
健康と美容にまつわる話題を
2/1妊活美食セミナーではお伝えしたい
と思います^^

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