今回のブログには、前々回(?)にちょっぴりお話させていただいた、山口でのリハーサルのお話を書かせていただきますね♪
ピアニストの久保千尋さんの御実家がある山口県。
今回のデュオのリハーサルは、ほぼ山口で行われました。
合宿生活の様な状態で、美味しい物をいただきながら、適度にリフレッシュもしてリハーサルに挑んだ私達
初めて出会った日に、夜中にザッハートルテを食べるという技を成し遂げた私達らしい、幸せなひと時を過ごす事が出来ました。
千尋さんに夕方にピックアップしていただき、まずは千尋さんのお家でリハーサルを開始します。
今回、初めて御一緒させていただける事となった千尋さんとは、音を出してみると感覚が似ている所があるのか、思いのほかスルッと合わせを始める事が出来ました。
この日は、まず一通り全ての作品を演奏してみて、初日の合わせは終了。
その後、下関市では大変有名な唐戸市場に夜ご飯を求めて向かいました。
唐戸市場は、水揚げされた新鮮な魚を使った丼などを食べられる事で有名な市場ですが、勿論この時間にはもう閉まっています。
しかし、海沿いのコンクリートを歩いて潮風にあたるだけで、日本に帰ってきた実感がわき、ルンルン気分だった私。
ほんのり夕焼け空に海と建物の光、それらが海に照らされる様子が本当に素敵でした。
山口と言えば、ふぐ!という事で、ふぐの天ぷらやお刺身を堪能しました。
他にも、魚介類などなど…♪
「未来からくる…」の主催者の宮島様には、「肉食デュオ」と呼ばれている私達ですが、この日は「魚介デュオ」さながら、海の幸に舌鼓を打ちました。
翌日は、朝から個人練習と合わせをし、丁寧に1曲ずつ練り上げ始めます。
少し疲れてきた頃に、お昼の時間
のんびりする事が出来るのは、この日しかなかったので、千尋さんの提案で名物の瓦そばをいただきに車で外出する事となりました。
向かった先は、元祖瓦そばの「たかせ
」というお店。
瓦そばとは、ネーミングの通り、熱した瓦の上に茶そばや錦糸卵、牛肉にレモン、もみじおろしを盛り付けて、温かいだし汁につけて食べる御当地蕎麦(?)なのですが、明治十年の西南戦争の際に、熊本城を囲んだ薩摩軍の兵士たちが、長い野戦の合間に瓦を用いて野草、肉などを焼いて食べたという古老の話を基に、作られたそうです。
最後の方になると、茶そばが瓦の上でパリパリになり、少し固焼きそばの様なイメージになりました
山口県を訪れたならば、必ず行った方が良い!と言われている場所、角島です。
まるで、南国に来たかの様に美しい海と空と山。
本当に美しい景色に、本州にいる事が信じられない気持ちでした
車の中でも、外に出ても「わぁーい!」と、ずっとはしゃいでいた私。
CMやドラマの撮影でもよく使われている島だそうです。
ありがとうございます
角島大橋の近くのカフェでデザートを食べ、またリハーサルへと戻った私達でした。
適度にリラックスする事も、一緒に何かを体験する事も大切だよね?などと話しながらリハーサルを続けた私達。
山口県では、この後、2つのクローズドコンサートで弾かせていただき、しっかりとリサイタルの曲目を練り上げたのでした。
1つ目のクローズドコンサートの後、私服に着替えてから記念撮影をしそびれた事に気が付いた私達。
ドレスは着替えてしまったけれども、とりあえず撮ってみたお写真です。
食べたり、遊んだりばかりしていたわけではなく、ちゃんとコンサートもしました報告でした
気がつけば、小学校の修学旅行で伺って以来、足を踏み入れた事がなかった山口県。
帰りの飛行機の中で美しい地形を眺めながら、日本の「美」を、また1つ見つけた様な気がしておりました。
Mai*^-^*T