残すところ最終節のみとなったJリーグ。
2ステージは浦和が優勝しました。
そしてこの時期になると寂しいニュースが出てきます。
昨日、私が好きだった選手がホームでラストマッチをむかえていました。
森崎浩司選手。
森崎ツインズの弟です。
私が森崎ツインズを知ったのはワールドユースの時。
兄、和幸が代表に選ばれていて、雑誌に双子のJリーガーと
あったからです。
そこからなんとなく気になって、もともと広島は好きだったので
中継がある時は見てました。
同じく双子な佐藤兄弟より双子らしい双子。
寿人と勇人はチームが分かれてしまったけれど、森崎ツインズは
ずっと広島で戦っていました。
オリンピックの時は、浩司が選ばれ
何かの記事でご両親はいろいろ複雑だったと読んで
そうだよな、親御さんはいろいろ複雑だよなと思ったものです。
私は結構飛び道具をもっている選手が好きで
浩司のFKが好きでした。
ちなみに阿部ちゃんももっと飛び道具使ってよ派です。
谷間の世代と言われたアテネ世代。
シドニー世代から熱を入れて観戦をしていた私の
1番スタジアムに通わせた世代がシドニー〜アテネ〜北京です。
今でもこの世代は大好き。
Jリーグが有料放送になって、一緒にスタジアムに行っていた
U村くんが土曜仕事になって自分自身歳をとって
寒いのも暑いのも辛くなってきたのでめっきりスタジアムから足が遠のいている
ここ数年。
私の好きな世代の選手も怪我だったり、若い世代の台頭があったりで
先発でないことも増えてきて、サッカーニュースも前程チェックしていなかった間
浩司が大変な事になっていた事も知りませんでした。
怪我なのかな、くらいで思っていたけれど
何年か前にその状況を記事で読んだ時に涙しました。
そこからそれでも浩司は戦っていた。
ずっと。
家族が、友人が、チームメイトが、サポーターが彼を支え
彼もその気持ちに応えた。
素晴らしいと思います。彼も彼を支え続けた人々も。
昨日のホームラストマッチで自らゴールを決めて
チームメイトと抱き合う姿が眩しかった。
同じようにユース出身で、双子でと注目を浴び続けた寿人、
今はチームが違うけれどサンフレッチェユースで切磋琢磨した仲間の
駒ちゃん。
生まれた時からずっと側にいた和。
彼らの涙はまた私の胸に特別に響いた。
浩司の挨拶をネットで読んだけど、また泣きました。
感動をありがとう。
アテネの予選で、チーム全体が体調が悪いなか本戦の切符をつかんでくれた
あの時も、広島が優勝した時も。
おつかれさまです。
これからも素晴らしい家族と、仲間と満ち足りた日々を送ってください。
ありがとう。