こんにちは
さちの自然菜園へようこそ
イタリアトマト
トマトが赤くなったので
収穫しようと手に取ると
お尻が黒くなって白カビも出ていました↓
こんなの初めて見ました
これが噂の尻腐れ病?
帰宅してから調べてみました
尻腐れ病は病気ではない
カルシウム不足または窒素過剰が原因
アンモニア態窒素はカルシウムの吸収を阻害する
水分ストレスが原因
水分不足または過湿で根が呼吸出来ず水分を吸い上げられない状態
まず病気では無いようで一安心です
無肥料栽培なので
養分が偏ることは起こりにくいはずですが
トマトの隣でささげ豆が旺盛に生育していて
豆科の根に共生する根粒菌が窒素固定して
窒素過剰になっているのでしょうか?
または、それに加えて
脇芽欠きをせず垂直栽培しているので
葉が多すぎて養分を作り過ぎた?
水分については今年は定期的に雨が降り
過不足ないと思っていたのですが
過湿状態だったのかも知れません
元田んぼで水はけが悪いので
その可能性は否定できないです
白カビが付いていたのも
過湿だった証拠ですよね
ではどうすれば良いのでしょう?
尻腐れの対処法
①カルシウム入り肥料を与える
②窒素肥料を与えすぎない
③土壌の乾燥、過湿を解消する
④花房の反対側から出てる葉を取る
カルシウムを葉に溜め込ませず実に届きやすくする
窒素過剰で茂りすぎた樹勢を抑える効果もある
無肥料栽培なので
肥料をどうこうするつもりはありません
路地栽培で雨除けはしていませんが
過湿を避けるために草マルチを減らして
少しでも乾燥しやすいように工夫してみます
草マルチは堆肥化して養分の供給源にも
なるので養分過剰を防ぐ効果も
少しはあるでしょう
そして葉欠きをしましょう!
花房の反対側だけでなく
根元付近の葉は取り除いて
風通し良くした方が良いかも知れません
慣行農法では実が膨らんだら
その下の葉は全て欠き取り
根元の風通しをよくするみたいですしね
雨が上がったら
早めにこれらの対策を実施したいです