こんにちは太陽

さちの自然菜園へようこそ


前回に引き続き今回は

栽培予定地に掘った穴へ有機物を投入します

多種類の有機物を入れた方が

それらを分解する様々な微生物が増えるので

入手できる様々な有機物を集めてみました


倉庫に大量にあった古いムシロ(藁)

籾殻(右)と籾殻燻炭(左)

木切れ

庭木の剪定枝

手作りぼかし肥料(右)と米糠(左)

昨年の踏み込み温床の中身(腐葉土)

これだけあれば十分でしょうか



木など分解され難いものまで入れて大丈夫?

と思うかもしれませんが

肥料食いのアスパラ栽培予定地の下です

10年分の肥料を最初に入れておくのです

すぐ分解されてしまう腐葉土ばかり入れたら

一気に分解されて有機物が数年で無くなって

しまいます

通常の野菜栽培で落ち葉床の上に畝立てする

方法の拡大版とでも言いましょうか

落ち葉床は5年くらい無肥料で育つように

なると言われていますが

あえて分解しづらい有機物も深くに入れて

10年かけて少しずつ分解してもらうのです


これは


どこかで見た砂漠緑化の方法にも似ています

大きな木の丸太を砂漠に山積みして

その隙間に土を入れて小山を作り

植物を植えるのです

数十年かけて丸太が分解される間

有機物を供給し続けてくれるので

植物が育ち続けることが出来て

そこから砂漠緑化が周囲に広がっていく

というものです

畑も10年かけてアスパラを育てながら

豊かに土壌改良されて欲しいものです



まずは掘った穴をチェックしましょう

一昨日は一日中雨でした

岩が洗われてくっきり出現していました

水は溜まっていないので水はけ良好です!


ここへ集めた有機物を投入していきます
分解し難い木や籾殻を下に入れます

ボロボロになった木の支柱も追加しました

ぼかし肥料や米糠をうっすら撒いた上に

ムシロを乗せて間に米糠をサンドしました
黒いのは籾殻燻炭で微生物の棲家になります

最後に腐葉土を入れて投入完了です

ちなみに右に立ててある棒は

空気と水の通り道になればと思っています

土の深くまで突き立てておくことで

空気孔となり地中深くの有機物が腐敗せず

発酵分解して堆肥化するように

そして

この上に粘土質の土を戻して畝立てした時

水はけが再び悪くなるのを防ぐための排水孔

となるように立てました




今日はここまで

次回は土を戻して畝立てする予定です