こんにちは
薬を勧めない薬剤師 Mamiです
先日、流行病にかかって毎日検温してシステム登録をしていたのですが。
いつもは左脇で測るのに、なぜか右脇で測ってみたら、、、
あれ？
微熱がある感覚なのに、36.4℃
で、左脇で測り直したら、やっぱり37.0℃
左右で0.6℃違いました 
普段は、違っても0.2℃くらいなのに、、、
それだけ体調が良くないってことのようです
さて、実際に経験した両脇で体温が違う、という話ですが、左右のどちらで測るのが正解でしょう
先の経験談の通り、一般的に、
左脇の方が体温が高くなりやすいのです。
それは何故か
心臓から身体に血液を送る太い血管が体の左方向に出ているため、左脇の方が体温が高く出やすいのです。
そして。
体温が高く出た方の脇の数値が、より正確に近い体温なのだそうです。
つまり、左脇での測定が正解、というわけです。
血液が巡って戻ってきた右脇。
血の巡りが悪ければ、ないし、末端が冷えていれば、右脇と左脇の体温に開きが大きくなりがちです。
そもそも体温は手足や顔、皮膚の表面といった箇所は低く、体の中心にいくほど高いのです。
これは、体の末端や表面は外気などの環境に左右されやすい一方、体の中心部にいくほど脳や心臓など大切な臓器の働きを保つために高く安定しているから。
つまり、体温は内臓に近い部位で測った方が正確というわけなのです。
ということで
体温は、左脇で測りましょう
というお話でした。
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