こんにちは。
実は工業化学科出身の西塔薫(さいとうかおる)です。
今日はお休みなので、
節目写真館さんから戻ってきた写真データを整理。
ネガの日付を30本くらいチェックしたところで脱線です。
もう色味が気になって気になって仕方なくなり!
備忘録として残します!
以前、粗悪プリントについて書きました。
この記事の時は、ネガからのデジタル化については
やっていなかったので、触れていません。
プリントからのデジタル化とネガからのデジタル化、
「どっちが綺麗なの?」と疑問に思っている方も多いようです。
結論を言うと、ネガからの方が綺麗だと思います。
(ただし、保管状態によります)
さてさて、ネガVSプリント★この粗悪プリントを例に紹介していきます!
色がない・・・・
ちなみにこのプリントの印画紙の裏は無印。
フジカラーでもコダックでもない、どこのか分からない印画紙です。
ネガフィルムはG400(富士フイルム)でした。
(フィルムが何か判別するのには老眼にはキツイ!)
1996年の写真になります。
まずは補正なしで普通にスキャン
はい。プリントに非常に忠実!手元にあるプリントと差異ありません。
暗くて色味がなくて残念な感じです。
家庭用複合機(フラットベッドスキャナ)で色補正スキャン
お、だいぶ色が戻りました!
もっと綺麗にしたければプロの手で補正してもらう必要があります。
それには通常、それなりの金額がかかりますよ〜!
ネガからスキャン(節目写真館のプロ仕様スキャナ)
どうでしょう。
ネガの劣化からか色のバランスは良いとは言えませんが、
プリントよりネガの方が色情報が多いはずですし、
プリントのざらつきのようなものはありませんよね。
なめらかな印象があります。
特に顔周りの階調に好感が持てます!
とはいえ、ネガは環境の影響を受けやすいものですし、
ネガ現像時の現像液の状態なんかも気になります。
そもそもプリントを残してネガは捨ててる場合も多いよね。
プリントが粗悪でなければ、何の問題もない話で、
最初から綺麗で品質の良い銀塩写真が入手できていれば
あとあとまで苦労しないという話。
ちなみにプリントは絹目より光沢紙の方がデジタル化する時は綺麗です。
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