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ハッピーコンピューティングのブログ

東京都小平市の小さなプログラミング教室のブログです。

机に四角い穴があいたように見えるでしょうか。

 

 

生徒さんに描いてもらいました。錯視を利用したトリックアート。

 

ハッピーコンピューティングはコンピュータを学ぶ教室ですが

コンピュータを使わない取り組みもたくさん取り入れています。
 

こういうのを "おもしろい" と感じるところからスタートして

なぜそう見えるのか、調べて学んで知識を増やし

やがてコンピュータという最良の道具に出会う。

そういうシナリオもいいなと思います。

 

ハッピーコンピューティングでは、今後もこんな風な

一見コンピュータと関係のないような取り組みも続けてまいります。

図書館でこんな本を見つけました。

 

 

今年出版された新しい本です。

 

 

Ada というプログラミング言語にその名を遺すエイダ・ラブレスのものがたり。

とても興味深くてステキな絵本です。
小学生以下の子どもたちにおススメ。

 

プログラミング言語 Ada は現在2017年10月のTiobe Index(プログラミング言語人気ランキング)で33位。使われているんですね。


絵本とは関係ない話ですが、Tiobe Index に関してこんな記事が出ていますね。

TIOBE Indexはあまり参考にすべきでない - Qiita

IEEE発表のプログラミング言語人気ランキングなんてあるんですね。
知らなかった。。。
The 2017 Top Programming Languages - IEEE Spectrum

 

 

中学3年生の生徒さんがC言語に取り組み、その後C++の勉強も始めようとしましたが

難しい・・・

C言語をもっとちゃんと勉強したほうがよさそうだ・・・

と言い出しました。

 

すばらしいですね!

現役で活躍するプログラマも、みんなそんな風に壁にぶつかっては引き返し

勉強をやり直しては再トライ。

その繰り返しの末に技術を習得したのだと思います。

少なくとも私はそうでした。現役で活躍してませんが(;^_^A

 

案の定というか、やはりC言語のポインタの理解とか、メモリアドレスを意識してプログラミングすることに苦しんでいるようです。

多くのプログラマにこの話をすれば

100人中90人くらいは 「オレもそうだったよ!」 と肩を抱いてくれるでしょう(笑)

 

多くのプログラマが通った道、鬼門です。

その道であってるから、ぜひ苦しんでその門をくぐれ!

そしてその門をくぐったら次はこれだ!

 

有名な本です。

どちらも昔、誰かに貸したっきり返してもらうのを忘れていました。

だから買いなおした!キミたちのために!(笑)

 

少し読むだけでもその良さが伝わります。

たとえば以下は『プログラミング作法』からの引用です。

プログラムを書くということは、正しい構文を使い、バグを直し、それなりに高速に動くようにすれば済むわけではない。プログラムはコンピュータだけでなくプログラマにも読まれるからだ。

ってね。

おっしゃる通り。他人に読まれることを意識してプログラムを書きましょう。

 

字ばっかりでツラいかもしれないけれど

本格的にプログラミングを志すならテキストの洪水からはどうせ逃れられない。

翻訳もすばらしくて読みやすい本だから、生徒さんたちにはぜひチャレンジしてもらいたい本です。