ハッピーコンピューティングのブログ -13ページ目

ハッピーコンピューティングのブログ

東京都小平市の小さなプログラミング教室のブログです。

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。

 

ハッピーコンピューティングではFacebookも利用して広報活動を行なっています。

 

先日Facebookの方で勢いにまかせて書いたものが

言いたいことを上手に言えたと思いますので、少し整えて、こちらにも転記いたします。

 

---------------------

一応言っておきますが、私は子どもたちの早期教育とかそういうのは必要ないと考える人です。
プログラミング教室の先生というだけで進んだ教育をしている

そういう先生だと誤解を招きそうなのでここで言っておきます。

 

プログラミング教育を生業としていますが

早くから小手先のプログラミング技術を覚えさせようなんてことは全然考えてません。
そんなものは後から身につくし、新しい技術が登場すればまたみんな同じスタートラインです。
 

中学生くらいになって、自分が興味を持てるものが明確になった時に

とても便利なツールであるコンピュータの使い方を極めて行けばいいと思っています。

もちろん中には、

最初に興味を持ったもののことは忘れてしまって、

ただの道具のつもりだったコンピュータの魅力に取りつかれていく子も出てくるでしょう。

いや続出するかもしれない。

それでいいのだと思います。

 

幼稚園とか小学生とかの子どもたちはたくさん遊んで、

たくさんのことに興味を持って、

様々な経験を積み上げるといいと思っています。

 

テレビゲームやYouTubeや動画があふれる昨今

子どもたちの外遊びの減少が叫ばれて久しいですが

私はもうひとつこれが減ってんじゃないのか?!と危惧しているものがあります。


それは様々なパズルやボードゲームやマジックやカードゲームと言った知的な遊びです。

また、のりやハサミといった道具を使いこなしたり

紙や木などの材料を加工する時間も減っているでしょう。


時代が時代なので

ハッピーコンピューティングでは、のりやハサミの横にコンピュータという道具もあって

これも使いこなすと楽しいんだよというのを伝えたいと思っています。

 

楽しさに裏打ちされた興味や関心を持たせること。
もう少し深く知りたい、考えたいと思わせること。

 

私は学生時代に映画について学んでいて

肩書も一応メディアアート専攻だったので

テレビゲームや映像作品の鑑賞などを否定しません。

 

だけど、ただ消費するだけの

ちゃんと考えて見てるのか?!という見方をしている子どもたちが

増えているような気がします。

 

外遊びが減って身体を使う時間が減っています。
その上さらに頭を使う時間も減っているように感じます。

 

ぼんやり生きていてもそこそこ生き延びられる時代は

徐々に過去のものになってきていると感じています。

 

大人も子どもも、ぼんやり消費し続けるだけで、

いつの間にかメディアに飼いならされて、

実は自分が消費される側に周ってしまっていることに気づくべきだと思っています。


かくいう私自身も、そんな馬鹿な大人にはならないぞ!と思っていながら、

気が付くと消費して、されてしまっていて、落ち込んだり反省したりしています。

 

政治にははなはだ無頓着な私ですが

この消費社会に関してだけは無関心ではいられないし、なんとかしたいなと思っております。

 

---------------------

 

以上、長くなりましたが読んでいただきありがとうございます。

本年もハッピーコンピューティングをどうぞよろしくお願いいたします。

ハッピーコンピューティングに来ている小学生の子どもたちにライフゲームに触れてもらいました。

ライフゲームというのは・・・

詳しく知りたい小中学生はハッピーコンピューティングに来てください、

というのは三分の、いや四分の一くらいは冗談で、下記のwikipediaをどうぞ。

wikipedia

 

ライフゲームはゲームというよりシミュレータです。

がんばって一生懸命考えてとてもたくさん時間をかければこんな動画ができます。

 

 

プログラミングを学んぶ人が必ず一度は通る道。それがライフゲームです。(ホントか?)

だからハッピーコンピューティングでも触れてもらいました。

小学生の生徒さんたちも大変興味を持って取り組んでくれました。

 

3x3x3のキューブパズルは分解可能なものが多いです。

 

子どもたちには物事の仕組み、構造に興味を持ってもらいたいので、分解してもらいました。

 

 

分解後はまた元通りに組み立ててもらいます。

モノを分解して隠れている内部構造を見たことがある、という経験をたくさん積んで欲しい。

 

 

最近、学習支援に関するあるサーベイ論文を読みました。 → 学習支援の理論と実践 ―記憶と知識―

心理学の分野において、学習のための反復練習の必要性とその副作用および限界が示され、より良質な記憶を得るための5つのコツのようなものが書かれています。

そのうちのひとつは深い処理、精緻な処理。

たとえば教科書の内容を覚えたいとき、その字面や音に注目して何度も "反復"して読み返す(反復)よりも

意味を考えたり(深い処理)、他の記憶情報と結び付けて覚えたり(精緻な処理)するほうが覚えやすい・・・のだそうです。


これは分解する行為の大切さに通じるところがあると思うのです。

ものの表面だけで楽しんで終わるのではなくて、隠れている仕組みや意味を理解するとよりよい記憶、知識になると思います。

 

また記憶には、エピソード記憶(個人的な経験の記憶)、意味記憶(一般的な知識)、手続き記憶(身体的あるいは認知的な技能)の3つがあるそうなのですが、ものをバラバラにして仕組みを知る行為は、いずれの範疇にも入る行為だと思います。

つまり

  • キューブパズルをバラバラにしたことがある = エピソード記憶
  • 中の仕組みはこうなっていたのか = 意味記憶
  • 一度ばらして組み立てると2回目以降はよりスムーズにそれを行なえる = 手続き記憶
こうして総合的に記憶にアプローチできる経験をたくさん積むのが、子どもたちの記憶=学習にはいいのではないかと思います。
 
できるだけ子どもたちの学習のプラスになれるように、私自身も勉強を続けたいと思います。