学習支援のための分解 | ハッピーコンピューティングのブログ

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東京都小平市の小さなプログラミング教室のブログです。


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3x3x3のキューブパズルは分解可能なものが多いです。

 

子どもたちには物事の仕組み、構造に興味を持ってもらいたいので、分解してもらいました。

 

 

分解後はまた元通りに組み立ててもらいます。

モノを分解して隠れている内部構造を見たことがある、という経験をたくさん積んで欲しい。

 

 

最近、学習支援に関するあるサーベイ論文を読みました。 → 学習支援の理論と実践 ―記憶と知識―

心理学の分野において、学習のための反復練習の必要性とその副作用および限界が示され、より良質な記憶を得るための5つのコツのようなものが書かれています。

そのうちのひとつは深い処理、精緻な処理。

たとえば教科書の内容を覚えたいとき、その字面や音に注目して何度も "反復"して読み返す(反復)よりも

意味を考えたり(深い処理)、他の記憶情報と結び付けて覚えたり(精緻な処理)するほうが覚えやすい・・・のだそうです。


これは分解する行為の大切さに通じるところがあると思うのです。

ものの表面だけで楽しんで終わるのではなくて、隠れている仕組みや意味を理解するとよりよい記憶、知識になると思います。

 

また記憶には、エピソード記憶(個人的な経験の記憶)、意味記憶(一般的な知識)、手続き記憶(身体的あるいは認知的な技能)の3つがあるそうなのですが、ものをバラバラにして仕組みを知る行為は、いずれの範疇にも入る行為だと思います。

つまり

  • キューブパズルをバラバラにしたことがある = エピソード記憶
  • 中の仕組みはこうなっていたのか = 意味記憶
  • 一度ばらして組み立てると2回目以降はよりスムーズにそれを行なえる = 手続き記憶
こうして総合的に記憶にアプローチできる経験をたくさん積むのが、子どもたちの記憶=学習にはいいのではないかと思います。
 
できるだけ子どもたちの学習のプラスになれるように、私自身も勉強を続けたいと思います。

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