何度も書きますが、ハッピーコンピューティングではルービックキューブに取り組んでいます。
六面揃えられる生徒さんも増えてきました。
私自身は今のところ、コンスタントに1分15秒前後で揃えられるようになってきたのですが
やはり子どもたちの習得スピードにはまったくかないません。
写真はハッピーコンピューティングの最速記録です。
48秒966。中学3年生の記録です。
あっという間に習得して、あっという間に極めていく。
子どもたちが秘めている可能性は、本当に無限なのではないかと感じてしまいます。
ルービックキューブは一見ただのおもちゃのようですが最高の論理パズルです。
こう、こう、こう回せば、ここにあったキューブがあちらへ移動する。
同じ回し方をすれば、かならず同じように移動します。
一度だけ回す小さな動作をいくつか組み合わせてモジュール化しておく。
そういうモジュールをいくつも覚えていつでも使えるようにしておく。
キューブの配置パターンを観察し、いま実行すべきモジュールを決定する。
決められた一連の手順を実行して、状態の変わったキューブの配置パターンをまた観察する。
観察、決定、実行の繰り返しの果てに六面きれいに揃う。
それは、ぐちゃぐちゃな状態からきれいに整った状態へ戻すアルゴリズム。
いわばプログラムです。
プログラミングは論理的思考力を養うと言われて久しいですが、そういったチカラはプログラミング以外のものでも養えるはずです。
そしてそのチカラが、優れたプログラムを生み出す基礎的なチカラであることは間違いないでしょう。
ハッピーコンピューティングはコンピュータやプログラムを中心に据えながら
そういったチカラを伸ばしていく活動をしています。
ルービックキューブもそのひとつです。