中学生の生徒さんが作ったクレイアニメです。
粘土の中に針金を仕込んで強度を増したり、いろいろと工夫されています。
ハッピーコンピューティングの1コマは2時間です。
小学生くらいだとちょっと長いと感じるようですが、中学生くらいになると時間が足りないようです。
1時間はUnrealEngineで3Dゲーム制作を学び、残りの1時間はクレイアニメの制作にあてていました。
自分なりに時間を有効に使い、丁寧にコンピュータやデジタル映像の基礎を学んでいます。
素晴らしいと思います。
私のように指導する立場にある人は詰まるところきっかけにすぎず、後進の人たちは自身の力で進むしかないと思っています。
若い時は、できることなら、先人たちがきれいに整地した道を安全にたどるのではなくて
私たちが、つまずき、転び、起き上がってまた転んだ道で、同じようにつまづいたほうが、楽しいものだと思っています。
もちろん私たちは指導する立場にありますから、「その道であってると思うよ」 とか 「その先にきれいな花が咲いてる」 とか
後進の人たちが前に進みたくなるような声がけを積極的に行う必要があります。
転ぶ前に石を排除しておくとか、価値あるものを取り残してしまうような近道を教えるとか
そういうのはおとなの人を指導する時には必要な場合もあると思いますが
子どもたちに対する指導には不向きです。
転んでけがしてその先で、自分の手で価値あるものをつかんだ!
そういう経験を積ませてあげたいものです。
どんどん楽しみながら転んで欲しい。
コンピュータにはその喜びの可能性がたくさん備わっています。