中学生の生徒さんがパソコンの自作に興味があるということを言っていたので
ハッピーコンピューティングのパソコンのCPUを換装してもらいました。
パソコンは Thinkpad E540、20C6S041JP。
このパソコンのCPUを
Celeron 2950M から Core i3 4100M に 乗せ換えました。
生徒さんにチャレンジしてもらい
無事に乗せ換えてシステムを起動したら画面がうっっっすらとしか映らず、実用不可能な状態に!(笑)
外部HDMIモニタをつないだところ、そちらにはしっかりと表示されました。
ドライバの問題かしら?とか、あーだこーだいろいろ一緒に取り組みましたが、2時間では解決ならず!
残念ながら次回に持ち越しという形でいったんレッスン終了。
その後、私ひとり残って原因を調べました。
メーカのサポートページから推奨されていたシステムアップデートを全部行ったり、Celeron 2950MとCore i3 4100M ではGPUがちょっと違うなーということを確認したり。
そうこうしているうちに、ひとまずCeleronに戻してちゃんと画面が映れば
「どこかを壊してしまったわけではない」ということになるなと思い至りました。
で、戻してみたところ、きれいにモニタが映り、あーやっぱり壊しちゃいない、ということはCPUの違いに起因するんだから、やっぱりGPUの違いかしら。
別のパソコンで Intel のページからCore i3 の HD Graphics 4600 のドライバを探してみたりしながら
ひとまず再度Core i3に乗せ換えて、起動してみたら・・・
なぜか今度はちゃんと映りました・・・問題解決?!
Windows10が起動して、システムを確認したらちゃんと Core i3 として認識されていました。
写真下部のグリスで汚れたCPUは取り除かれた Celeron です。
生徒さんがいるときに解決できなくて残念。
次回来てくれた時に丁寧にことの顛末を話して差し上げようと思います。
でも、CPUを乗せ換えて、画面がうっっっすらとしか映らなくて肝をつぶすなんていう経験は
なかなかいい経験なんじゃないかと思うのです。
だから、正直なところ、トラブルが起きてよかったと思います。
なにもトラブルなく、CPUが認識されていたら、あまり経験値が上がらなかった。
CPUを乗せ換えたら画面がまっくらになってびっくり!を
自分の手で起こして、自分の目で見たことに大きな大きな意味があるのです。
CPUの換装ができることを知識として 「知っている」 のと
CPUの換装をして画面をまっくらに 「したことがある」 のとでは
全然レベルが違います。
言わずもがな後者のほうが偉い(?!)・・・と、個人的には思います(汗)
CPUって取り替えることができるんですよねーという発言と
CPUを取り替えたら画面がまっくらになってびっくりしましたという発言では
後者のほうがレベル高いでしょう?
そういうのがとても大切だと、今後もハッピーコンピューティングで伝え続けていきたいなと思います。