旨いカレーとコンピュータ | ハッピーコンピューティングのブログ

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東京都小平市の小さなプログラミング教室のブログです。

GWなのでお休みの日のランチの話ですが
プログラミングスクールの宣伝のブログなので
コンピュータの話も盛り込んでみます。

コンピュータの進化がはやいと昔から言われます。
犬の生涯になぞらえて「ドッグイヤーだ」と言われたり。

本日は八王子のファミリーレストランでランチ。
どこにでもある有名なファミレスですが、そのカレーの旨さに目を丸くしてしまいました。
ファミレスはよく行くけど、カレーは最近食べてなかったな。
ひと昔前のカレー専門店よりずっとおいしいと驚きました。

進化がはやいのはコンピュータに限らずですね。
コンピュータ業界だけが特別だという見方は間違いだと思います。

どの業界も生き残りを賭けた競争が激化していて、技術や品質は日々飛躍的に向上していることでしょう。

もちろん進化、発展はいいことだと思うし歓迎します。
だけどいいものがあっという間にチープ化してしまうような消費社会が不安です。

人工知能の発展がめざましく、コンピュータが人間を超えるだの、シンギュラリティがどーのこーのと、コンピュータはまだまだ進化するぞと言われています。
一方、ムーアの法則が終わったり、巨大企業が倒産したり、発展の終わりを感じさせる出来事もあります。

高度情報化社会の大量消費の後、いったいどんな社会が待っているのか、漠然とした不安があります。
そんな不安に対抗するひとつの手として、ひとまずファミレスのカレーを
「いつでも食べられる手軽なカレー」として消費するのではなくて
「次に来たときにはもう新メニューに代わってしまっているかもしれない一期一会のとても研究されたすごく旨いカレー」として、じっくり味わっていただくのがいいんじゃないか。

ちゃんと「このカレーはとても旨いのだ」と子どもたちに伝えたい。
この旨いカレーを消費してしまわずに、子どもたちに旨いカレーとして残してあげたいなと、そんな風に思った今日のランチでした。
ごちそうさまでした。