Linuxのパソコンに、postfixとdovecotというのをインストールして設定し
ローカルネットワークのメールサーバを立てようとしています。
中学生の生徒さんと一緒に取り組んでいます。
私がやった記事はコレ。
同じ本を参考にして、私がハマったところも丁寧に説明しながら
私が過去に通った道をトレースしてみました。
で、、、
ハマりました(笑)
別のパソコンにメールソフトをインストールして
メールの送信を試したところ、メールサーバに接続できないと言われます。
メールの受信を試したところ、メールサーバに接続できている様子。
メールボックスにメールが貯まっていないので1通も受信はできませんが。
ファイアウォールかな?
ということでgufwをもう一度設定してみたりしましたがうまくいかず。
おかしいな。
先日は問題なくできたのにな。。。
タイムアップで生徒さんが帰られた後
$ sudo postfix check
として、postfixの設定ファイルの書き方をチェックしたら
いとも簡単に原因が分かりました(笑)
何かの間違いで、想定外のところに1文字余分な文字が書かれていました。
修正後、問題なく動作確認できました。
めでたしめでたし。
今回のハマり。
とてもいい経験と思います。
次週、このトラブルをいかにして解決するか?
伝えるべきは
設定ファイルのここに、想定外の文字が!
なにかの拍子に1文字余分にうっちゃったんだね!
これを1文字削除すれば問題解決!
ではないですよね。
受信はできてるからPOP3サーバは問題なし。
POP3サーバにアクセスできるからネットワークが断線してるなんてこともなし。
ファイアウォールは再設定して問題なさそう。
以上から原因はpostfixが怪しいね。
postfixは起動してることは確認済み。
つまり動いているけど、うまくいってない。
設定ファイルが怪しいね。眺めてみよう。
・・・
じっくり眺めるのも疲れたから、ひとまず機械的に構文に間違いがないかチェックしよう。そういう時は
$sudo postfix check と打ち込む。
あっ!!
ていうシナリオですね。
問題を落ち着いて分析し、原因を絞り込んでいく。
あっちはOK。こっちもOK。
怪しい匂いのするほうへ、徐々に徐々に問題の核心に迫る。
持っているツール、知っているコマンドを駆使する。
$ sudo postfix checkだ!
ってね。
時間がかかります。
効率も、、、悪いように見えます(汗)
でも、とても大切なことです。
ハマった! →
分析する
絞り込む
道具(ツール、コマンド)を使いこなす
ぜひこのようなすばらしい経験を
ハッピーコンピューティングで積んでほしいと思います。