34項 コンパイルするファイル間の依存性はできるだけ減らそう
と言っていたのはこの本でした。
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C++プログラマが一度は通らなければいけない必読の書。
もう10年くらい前に第3版が出ているようですが
私は第2版の吉川さんの翻訳版で育ちました。
翻訳のせいで読みにくくなってしまっている技術書が多い中
吉川さんの日本語はとても読みやすく、大変おススメです。
ちなみに、第3版(小林さん翻訳)は読んでません。
技術書の話はこれくらいにして
何が言いたいかというと
C++プログラミングにしても
人生にしても
とにかく依存は減らしたほうがいいですね。
い‐そん【依存】
他に頼って存在、または生活すること。「会の運営を寄付金に―する」「―心」
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/11960/meaning/m0u/%E4%BE%9D%E5%AD%98/
たばこやお酒に限らず
情報機器をはじめとした機械への依存が大きく問題になっています。
遠い昔
産業革命後
文明は機械化され
手仕事から工場労働へ仕事のあり方が変化して
多くの人たちは
人間が機械の歯車の一部のようになっていくことに注意を喚起していました。
チャップリン『モダン・タイムス』とか
フリッツ・ラングの『メトロポリス』とか
「脳と手の媒介者は、心でなくてはならない」
『メトロポリス』マリアのセリフ
激しい情報化の現代も
急激な機械化の90年前も
抱えている問題は大差ないですね。
依存して、翻弄されて、おかしくなる前に
大雨の日は
90年前の古い映画でものんびり見て
豊かで素敵な人生でありたいなと思う
台風直撃の一日でした。