明日にでも理由(愚痴になりそう)を書きますが。
心機一転、ひとまず先月書けなかった人気プログラミング言語ランキングの紹介です。
TIOBE Indexが更新されていました。
さてさて4月のヘッドラインは?
Visual Basicが廃れようとしているだそうです。へー。
かつて主要な開発言語だったCOBOLやFORTLANの人気は今20~30位あたり。ざっと読んだ感じだとこんな風なことを言ってます。
それらと違いBASICは、遠い昔にマイクロソフトが出した Visual Basic 6 (クラシックVisual Basic)のおかげで今まで人気を継続してきた。
その後のVB.NETは、お世辞にも成功したとは言えないけども、VBの人気の下降を食い止める効果はあった。
だけどいよいよそれも終わり。
TIOBE Indexが始まって以来、私たちはTOP10圏内にBASICがない時代に突入する。PureBasic(43位)、thinBasic(77位)、BBC Basic(79位)のコミュニティは小さいから頼りにならないね。
意訳しまくりですみません。
VB6とかVB.NETだけでなく
EXCELのマクロ言語はVBAだし
VBScriptというのもわりと使われていた言語です。
要するにBasicはマイクロソフトだけ。
マイクロソフトの独り勝ち時代はとっくに終わってますから
BASICの人気が落ちるのも当然ですね。
古くから市場を独占していたMicrosoft OfficeのマクロはVBAで書きますが
それに対抗する新しいOfficeソフトはマクロの言語も新しいです。
OpenOfficeとLibreOfficeのマクロはPythonらしいし
GoogleスプレッドシートのマクロはJavaScriptです。
TIOBEの順位ではPythonは5位、JavaScriptは7位。
一方、マイクロソフトの独り勝ちを止めたgoogleの新しめな言語Goは44位・・・。
C言語に多大な貢献をした人が関わっているはずですが、人気がでませんね。
2009年11月にRubyの作者Matzさんが書いた記事が興味深いです。
GoogleやRob PikeやKen Thompsonのネームバリューのおかげで、 普通なら10年かかるプログラミング言語のブランド確立を一瞬で達成してしまった Goだけど、成熟度としてはまだまだなので、当分はそのギャップに苦しむ(?)ことに なるんじゃないかな。見事に予言的中ですね(笑)
もう一人のC言語に多大な貢献をした人が書いた本の翻訳が近々出ます。
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全然勉強したことないGoですが、Cプログラマの私としてはやはり無視できない存在です。