小学低学年へのプログラミング教育 | ハッピーコンピューティングのブログ

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東京都小平市の小さなプログラミング教室のブログです。

Javaの本をよく書いているきしださんが興味深い記事を書いています。
ひとまず、きしださんが関わってた本で新しめのやつを紹介しておきます。

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興味深い記事というのはこれ。
小学低学年へのプログラミング教育には効果がないと考えたほうがいい - きしだのはてな

あらら。困ったなと思って内容を拝読すると
もちろん、小学校低学年にプログラミングを教えてはいけないということではなくて、機会があればやってみていいと思う。そのときもし出来なかったとしても、それは向いてないとか素質がないとかいう固定の性質ではなくて、まだ準備が整っていないという経過的な性質なのだと考えたほうがいいということ。
ということですのでちょっと安心いたしました。

効果がないということはないと思います。
安全にコンピュータに触れる機会を増やすこと。
興味を持つきっかけを与えること。
そういった取り組みは、将来優秀なプログラマを育てるための効果的な施策と思います。

もちろん個人差があって、なかなか興味を持てないとか、つまらないと感じるとかいう子もいるでしょう。低学年だとそういう傾向が強いということ。
だから子どもたちひとりひとり、それぞれの興味、関心、好みを大切に育てたいです。
十把ひとからげの集団教育では、そのカリキュラムに興味を持てない子がこぼれ落ちます。
そういった教育では、将来有望なプログラマの芽を摘んでしまうので、確かに「効果がない」と言いたくもなります。

これまでにも何度か書いたことがありますが、優秀なプログラマはたいていプログラミングという行為が好きです。
プログラミングは嫌いだけど優秀なプログラマですっていう人はあまり見かけません。
ハッピーコンピューティングは、興味、関心、好みを大切にして、じっくりと将来のプログラマを育ててまいります。