高齢者クラスを開きました。
パソコン初心者の方にノートパソコンで、Windows7、WORD2013の操作方法を教えています。
自宅にパソコンもお持ちではなく、今後購入予定だそうです。
どのようなパソコンを購入すべきかのアドバイスも行いました。
最初の難関はダブルクリックでした。
うまく「カチカチッ」とできません。
反応速度を少々遅めに設定して練習練習。
Windows7の起動、ログイン、Wordの起動、終了、そしてWindows7のシャットダウン。
この一連の流れも不慣れの方には大変です。
パソコン操作に慣れている私たちが、ほとんど無意識に当たり前のように行っていたこの操作の中にも、それはそれは多くの技術があったんだなぁ。
じっくり、一歩一歩、繰り返し繰り返し、できれば毎日触るのがいいですね。
そろそろ今日のレッスンも終わりに近づいたころ、生徒さんがおもむろに持参した袋の中からiPadを取り出しました。
離れて暮らす娘さんがコレを置いていった。
メッセージをやり取りしたいがやり方が分からないので教えて欲しい。
メッセージアプリを立ち上げたら何度か娘さんとやり取りした痕跡がありました。
ひとまず
「いまパソコン教室です」
とメッセージを送ったら、娘さんからすぐに返信が来ました。
「それはすごい!!」
遠く離れた家族と手軽にメッセージをやりとり。
素晴らしいなと思いました。
今をときめくiPad。
高齢のご両親にもそういったものに興味を持ってほしい。
新しい時代を楽しみながら過ごしてほしい。
そんな、娘さんの家族を想う気持ちが伝わる一幕でした。