こんなことを書くとうちのウェブサイトを攻撃してくださいと言っているようなものですが、
ハッピーコンピューティングのウェブサイトはWordpressで作っていて、その管理用ログイン画面はSSL暗号化されていません。
ログイン画面なので当然パスワードを入力します。
うちみたいな場末のウェブサイトのパスワードを盗み見ようとする好奇心旺盛な人もいないでしょうが、「パスワード」と名の付いた文字列を暗号化せずにインターネット上に流すのは、技術者倫理に反する気分です。
お金をかけてSSL証明書を買えば対応できると思いますが、この全然知られていないウェブサイトのためにそんなお金をかけるわけにもいかず、あきらめて放置しています。
たとえばメールアドレスや個人名や電話番号や、そういう個人情報と名の付くものがひらで流れたところで大して気にならないのですが、とにかくパスワードがひらのまま流れることは非常に抵抗があります。
多くのウェブサイトがうちと同じような状態にあるんじゃないかと想像します。
私が元SEで、そういう教育を受けてきたから、一般の人がどうでもいいと思うような細かいことを気にしているだけのことかもしれません。
狙われるくらい有名になってから考えれば?と言われれば返す言葉がありません。
それでも、ウェブ上でのセキュリティの重要性が社会的にも認知されつつある昨今、たとえば税金を投入してSSLの証明書を安くするとか、公的機関がそういうサービスを提供するとか、そういうわけにはいかないものでしょうか。