impression!

ヒツジ君「君んチ、青だからだよ。」

 

ネコ君「…海のイメージで青にしたんだ。」

ネコ君「青は寒い?」

ヒツジ君「う~ん。どっちかって言うと寒いかな。」

       

ヒツジ君「でも、夏は涼しいよ。」

ヒツジ君「冬、寒いのが困ったら色を変えるといいよ。」

ネコ君「変えたくないな。青が好きなんだ。」

ヒツジ君「色を変えても温度が上がらないけどね。赤とか黄色とかで部屋の印象が変わるよ。」

ネコ君「…次に寒くて困った時、色を変えてみることにするよ。」

 

ヒツジ君「フフ、ネコ君は青が好きなんだね。」

ネコ君「好き。ヒツジ君は?」

ヒツジ君「緑。フフ。」

 

 

 

 

 

 

ココロモヨウ

ネコ君「とにかく寒いのは苦手なんだ。」

ヒツジ君「そんな君には、ホットミルク。」

 

ヒツジ君「さぁ、どーぞ。」


ヒツジ君「でも、もうそんなに寒くなかったりしない?暖かい日もあるよ。」

ネコ君「そうかなぁ?僕んとこ冷え冷えだよ。」

 

 

 

ヒツジ君「ネコ君ちどんなだっけ。」

                          

 

ヒツジ君がネコ君の家を思い出している横で、ホットミルクを飲もうとするネコ君

ネコ君「アッチッチ!熱いの苦手なんだ。」

ヒツジ君「ネコ君、寒いのも熱いのも苦手なんだね。」

ネコ君「ハハ ハ」と苦笑い。

しばらく、何かを考えていたヒツジ君。

 

ヒツジ君「!」

何か閃いたヒツジ君。

ヒツジ君「ネコ君とこ、ちょっとは何とかなるかも。」

ネコ君「本当?」

 

何か聞こえる

  浮かない顔のネコ君

                                          ネコ君「ヴ~。」

 

 

                                                                                          

ヒツジ君の部屋

ヒツジ君はノートを観て、くつろいでいます。

 

 

 

    ヒツジ君「ん?何か聞こえるよ。ガタガタいってる。」

ヒツジ君「…」                  

 

 

ヒツジ君の部屋へ入って来たのは、先ほどから浮かない顔のネコ君

ヒツジ君「ネコ君」                           

 

ネコ君  「ざむい。雪混じりの雨も降ったりしてブルブルだよ。」

そう言いネコ君はガタガタふるえています。

ヒツジ君「聞こえてたのは、ネコ君のガタガタだったんだ。」

 

ジリジリ

ネコ君「出てきてごらんよ。」

ネコ君とヒツジ君は、天井を抜けて屋根上へ

 

 

ネコ君「ほら、空が戻ってきた。

見上げると雲がムクムクの夏の青い空。

 

ネコ君「夏はこうでなくっちゃ。」

ヒツジ君「風が通ると、今日みたいに気持ちのいい日もあるね。」

 

しばらくは夏らしさを楽しんだふたり。

 

ジリジリ、…ジリジリ。日差しが容赦ない。

ネコ君「暑い。」

ヒツジ君「僕はもっと。毛が暑いよ。」

ネコ君「次に控えてる秋はどの辺かな?」

ヒツジ君「僕にはわからないよ。」

 

ネコ君「キツネ君!」       

ネコ君は山でお世話になったキツネ君を思い出しました。

 

ヒツジ君「キツネ君?」

ネコ君「キツネ君ならわかるんじゃない?」

 

 

マメ

テーマ:

ヒツジ君「アメだね。」

 

 

ネコ君「桃をもらったんだ。いっしょに食べようよ。」

ヒツジ君「いい香りだね。」

ネコ君「うん。きれいな桃だ。教えてもらったんだけど、この縦にくぼんでいるところが甘ければ、この桃は甘いんだって。」

 

 

ネコ君は桃を切り分けて、ヒツジ君に

ネコ君「どーぞ。でもヒツジ君桃の果汁を毛につけちゃあダメだよ。落ちないから。ぼくはもともとこれくらいの色だから平気だけどね。」

 

ヒツジ君「へぇ、ネコ君、いろいろマメ知識知っているんだね。フフフ。さぁ、いただこう。」

ネコ君「おいしいね。」

ヒツジ君「とっても甘くておいしいね。」

スプリング

おやっ、ネコ君。    

 

                  ネコ君「コンニチワ、ヒツジ君。久しぶり。」

                  ヒツジ君「ネコ君。いらっしゃい。」

 

 

ヒツジ君「春だね。」

ネコ君「暖かくなってきたね。」

 

ネコ君「暖かくなってきたらさ、どこかへ行きたくなる。」

ヒツジ君「僕もさ、そんなことを考えていたところだよ。」

と言って、ヒツジ君はネコ君に目を向ける。

ヒツジ君の向う側には、旅のノート。

ヒツジ君は前に行った旅のことを、ちょうど思い出していたようです。

寒いよね~。

ヒヨコ君「まだまだまだ寒いよね~。」

 

「んっ?」

「何だ?」

 

 「んんん!!!」

 

 

ニワトリ君「今日は寒いよね~。」

と言い、ブンッとマフラーを首にまわす。

ニワトリ君「勢いが強いのは風のせい?」

 

あらら、マフラーの先にはヒヨコ君。

風に乗って飛んでいるよう。

 

 

れっつごー

チビイヌ君

                         

手が入っちゃう。 

 

ギューっと被って

 

          耳を出す 

                      

 

さぁ、準備万端。

 

 

               「れっつごー。メリークリスマス」

               

               どこへ行くのか?

               夜に消えていくチビイヌ君。