在外邦人の呟き - 外国人である事の自覚 | 日本は世界を平和にします

日本は世界を平和にします

オーストラリアに移住してから日本がとんでもなくいい国だと言うことに気が付きました。
世界を平和にするのは日本ですよ、間違いない。
でもそのためにはまず日本が元気にならなくっちゃね。
ダーウィンから応援しています。

私は豪州の永住権保持者です。永住権はよほどのことをしない限り剥奪されることはないのでずっと住むことができるのですが、やはり外国人ですから海外に出るときにはリターンビザと言うのが必要なのです。これは5年ごとに更新なのですが、ついつ永住権という安心感からか忘れがち。今回私もギリギリになって更新に行きました。
 
そしてその更新に向かったのが、間違っちゃった!豪州外務省へ行ってしまったのです。
 
いや別に自分がオーストラリア人と錯覚したわけではありませんよ、ただ案件がビザなので、ビザ=外務省と短絡的に考えてしまったのです。
 
豪外務省 Ministry of Foreign affairs の窓口で、それはHome affairs総務省案件、ここはオーストラリアのパスポートだけしか扱わないのよ、と言われるという超恥ずかしい体験をいたしました。窓口の女性も笑っていました、はは。
 
私は自分が日本人だと認識していますが、それでもうっかり豪州外務省日本のパスポート持って行ってしまったわけです! 赤面です。
 
それで考えたのが日本に住む在日韓国人の方々。彼らは私のように成人になって移民した人と違い、生まれも育ちも日本。日本の学校に行き、日本人であるように錯覚しがちだと聞いています。そうすると、今回私が犯したようなうっかりミスも起こるのではないかと。
 
私の場合は、「ああ間違えちゃった、恥ずかしいわ~」で済みますが、彼らはもしかしたら「あぁやっぱり自分は日本人ではないんだ」と改めて感じて落胆し、もしかしたら不要な怒りを覚えるのではないかと。
 
何を言いたいかと言うと、外国人であることはきちんと自覚させた方がお互いの為に良いのだろうという事です。

最近日本では外国人から差別と言われることを恐れるあまりに、おかしな方向へ動いているようですね。例えば、日本に住む外国人が選挙権をよこせ!、と日本人と同じような扱いを求める割には、逆にヘイトスピーチはマジョリティである日本人には当てはまらない、外国人に向けられたものだけが差別になるという特別扱い。 意味が分からない。日本人として同等に扱ってもらいたいのか、それとも外国人として特別扱いをしてもらいたいのか、はっきりすべき時ですね。
 
今のように外国籍のまま日本人と同等の要求をするのは荒唐無稽です。まるで、日本のパスポート持って豪州外務省にビザ申請するようなものチューです。そんなお馬鹿な真似、他の国なら一笑されることなのに、日本では差別をやめろ!という魔法の言葉を使ってごり押しが始まっているのを憂慮しています。
 
 
と言う在外邦人の独り言でした。無事リターンビザの申請は出来ましたよ、オンラインで申請後5分もたたないうちにおりました。料金は400ドルちょっと、豪州はビザ申請を収益と考えている節があるようで、永住権申請は7千ドルくらいに跳ね上がっているそうです。日本もこのしたたかさは見習って欲しいと思いますね~
 
 
 
 
 
 

 

 

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