戦争をしたい人達 | 日本は世界を平和にします

日本は世界を平和にします

オーストラリアに移住してから日本がとんでもなくいい国だと言うことに気が付きました。
世界を平和にするのは日本ですよ、間違いない。
でもそのためにはまず日本が元気にならなくっちゃね。
ダーウィンから応援しています。

先日安倍総理とプーチン大統領の会談が行われ、北方領土に関しては共同開発などが発表されましたが、そうなると「もう北方領土は帰ってこないのか」と落胆して、「安部は腰抜けだ!」とか、「無能だ!」などという批判がネット上でも踊っていました。

 

「核武装して領土を取り返せ」という意見の、いわゆる右翼系保守派の人たちが怒るのはわかるのですが、左翼系、つまり”憲法九条を守れ”系の平和主義者の人たちまでが安倍総理を批判しているのは意外でした。というか、矛盾してないか?と思った次第です。

 

ロシアは世界でも最もアグレッシブ、攻撃的な国の一つです。それはクリミアやウクライナを見てもわかるように、領土問題では一歩も引かず武力行使も辞さない国です。その獰猛な国に、こちらは自衛隊という自衛専門の軍しか持っていない国が「返してくれ」と言ったって返してくれるわけがないのは明らか。「北方領土を取り戻せ!」と言っている人達は、核武装してロシアと戦争する覚悟をもって言っているのでしょうか?それとも自分だったら武器も持たず口だけでロシアから領土を取り返すだけの交渉術を持っているのでしょうか?そんな有能な人がいたら是非要職について現政府の手助けをしてほしいと思います。

 

私も北方領土が返ってくる可能性がなくなってきたことは残念に思っています。しかし、だからと言ってロシアと核戦争を始めるのは絶対に嫌です。「北方領土は、卑怯な手で奪っていったのはロシアの方なのだから、それを取り返せない安倍総理が悪いのだ!」というかもしれませんが、こちらは分が悪い。思い出してほしいのですが、日本は戦争に負けました。それも原爆二つも落とされてコテンパンにやられましたから、1945年8月にはもう虫の吐息状態です。今でこそ平和で豊かな経済大国になったから、返せと言えますが、終戦直後は国の存亡さえ危うかったわけです。北方領土や沖縄どころか、北海道から九州まで戦勝国による分割統治の計画さえありました。その当時に北方領土を返せと言ったところで、誰にも相手にされなかったでしょうし、戦後は復興でそれどころではなかった。

 

その後平和な時代となり、国力も強化され、ようやく国内から「北方領土を取り返そう」という声が上がってきても、返してもらうのは難しい。時が経ちすぎてしまいました。せめてバブルのころだったら、、、と思いますがもう遅い。このような不利な状況で北方領土問題を取り上げても成果が上がらないのは目に見えているから、歴代の総理大臣は皆先延ばしにしてきたのです。そんな中で、非難を受けることを覚悟のうえで、交渉を始めた安倍総理はすごいとしか言いようがありません。実際に右派からも左派からも批判を受けて、支持率は下がりました。これも予想の上だと思いますので、リスクも大きく、中々できることではないと思います。しかし誰かがやらなければならないので、歴代の首相の置き土産の後始末を始めたのですから。

 

現体制を批判するのは簡単です。すべての人を満足させる政策などはありませんから、批判するポイントはたくさんあります。私も慰安婦問題に関しては、やはり一言も二言も言いたいことがあります。だからといって、安倍総理率いる自民党を政権からひきずりおろしたらどうなるでしょう?日本人かどうかも定かではない蓮舫さん率いる民進党が返り咲いた方が良いのでしょうか?

 

私は民進党の前身の民主党政権の時には日本に住んでいませんでしたので、ネットで見る情報と、たまに帰国した時の雰囲気しかわかりませんでしたが、2010年に帰った時にはホームレスの人が増えていて、それも若い人たちが駅で寝ているのを見てとてもつらい気持ちになったのを覚えています。また2011年の震災後に被災地でボランティアをしようと一時帰国した時には国の雰囲気がおかしかった。なんというか、、、個人個人が復興のために何かできることを探しているものの、全体としてまとまりがなく、国が一丸となって復興に向かう姿勢ではなかった。それはトップが民主党だったからだと思いますよ。もし安倍さんがトップであれば、前向きに引っ張って行ってくれたのだろうと。これは想像でも願望でもなくて、行動を見ればわかります。当時は野党議員でしたから、復興のための陣頭指揮を執ることもできない。それで、トラックを調達して被災地に支援物資を自ら届けるという、自分のできる最大限のことをしたのだと思います。

 

口で被災地のことを心配しているという事は出来ますが、実際にやっている行動で判断する方がより良い判断ができると私は考えます。原発反対を唱え、福島のことを心配しているような発言をしている人の多くは応援に行っていません。方や安倍総理はすぐに被災地に現地入りしていますし、更には恒例の天皇陛下も被災地に何度も慰問に行かれています。誰が日本のことを真剣に考えているか明らかです。

 

マスコミの流す偏向記事を疑い、「戦争反対憲法九条守れ!」と叫ぶ現実味のない平和主義者の言う綺麗ごとに騙されず、自分で考えて、本当は何なのか考えてみてください。その時に一番頼りになるのは、”発言”、ではなく、”行動”です。

 

最後に、今日の表題の「戦争をしたい人達」について。

平和を訴えている人たちが、実は一番暴力的であることが、最近沖縄で起きたデモへの妨害暴力事件などでわかってきました。彼らの後ろにいる人たちが、実は戦争をしたい人です。もっと詳しく言えば、侵略をしたい人達です。日本人でない人たちも多く混じっています。そうやって考えてみると、色々腑に落ちるところがあるはずですよ。少しだけでもいいですので、彼らがやっていることを調べてみてください。そうしたら目から鱗の経験が出来て、新年を気持ちよく迎えられること間違いなしです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

いつも応援ありがとうございます。
にほんブログ村 海外生活ブログ ワーホリへ
にほんブログ村


ワーキングホリデー ブログランキングへ


にほんブログ村 政治ブログ 保守へ
にほんブログ村