いつも"あの子達"のために

温かい応援ご支援をありがとうございます

 

本日は〈ひとり言〉です

 

私は東京生まれの東京育ちで

福島とは縁もゆかりもありません

 

では、なぜ

福島原発事故から途絶えることなく

毎週末に福島・被災地(福島第一原発20キロ圏内)に通い

"あの子達"の給餌保護活動をしているのか?

 

 

原発事故で閉鎖された町に置いてきぼりにされた

"あの子達(被災動物主に猫さん)"を

見捨てる事が出来なかったから

 

泣く泣く置いて避難した「被災者さん」の代わりに

困ったときはお互い様ですし

福島が東京の電気を作ってくれていたのですから恩返し

 

➌3.11後に絆と謳い被災地の復興のために

国民が一致団結したかのように思えたにも関わらず

復興する前に3.11の事は忘れ去られ風化してしまいそんな大人達を見て

被災した子供たちは未来に夢を見つけ出せるのか?と心配だったので

(誰にも見てもらえないかもしれないけれど…)

言葉ではなく、実際に活動を続けていくことで

被災地をずっと見守り寄り添っている大人もいる事と

命の大切さと、1つの事をやり遂げる責任と大切さを

被災した子供たちが知り感じてくれたら

福島・被災地と命たちの未来が変わるのではと思うから

 

福島・被災地

今も活動を続けている理由は

この3つなのですが…

 

先週の3月7日にネットで

こちらの記事が目に留まり嬉しくなりました

↓↓↓

 

…………………………………

 

「大熊で生きる」と決めた当時の小6、屋根も壁もない「青空本屋」開店…

客と談笑したり復興を考えたりの日々

 

「読書屋 息つぎ」を訪れた客と談笑する武内さん(右)。誰かの居場所になってほしいと願う(2月24日、福島県大熊町で)=富永健太郎撮影© 読売新聞

 

■[東日本大震災13年]あの日から<3>

 

 田畑を切り開いてできた分譲地の住宅の多くが解体され、住人の姿はない。東京電力福島第一原発が立地する福島県大熊町。JR常磐線大野駅から少し離れた更地が広がる一角に、夕方になると明かりがぽつりと灯(とも)るようになったのは、昨年の師走のことだ。

 

 「読書屋 息つぎ」。会社員の武内優さん(25)が月曜日を除くほぼ毎日、仕事を終えた午後6時から3時間ほど開店する。廃材を組み立てて作った本棚が地面に置かれ、エッセーや小説、絵本など約120冊が並ぶ。気に入った本を購入したり、談笑したり、客は思い思いに時を過ごす。

 屋根も壁もない「青空本屋」。雨や雪が降れば、店は開かない。

 

◇ 13年前、大熊町立熊町小に通う6年生だった。卒業式を12日後に控えた3月11日、帰りの会の最中に教室で激しい揺れに襲われた。ランドセルや学習道具を残したまま、体育館に避難。翌12日、第一原発で水素爆発が起きた。

 

 学用品を取りに戻ることも、仲の良かった友達に別れを言うこともできないまま故郷を離れた。両親や兄弟らと県内の体育館を転々とした。その頃のことはあまり覚えていない。ただ、両親に迷惑をかけないようにしていた気がする。

 

 少しして福島市内に借りた一軒家に移り住み、中学から大学まで野球漬けの日々を送った。友人もできた。「新たな環境で頑張っていこうと考え、大熊に帰るつもりはなかった」

 

 大学を卒業後、県外の会社に就職した。大阪、名古屋と転勤を繰り返し、営業職として忙しく駆け回るうちに体調を崩した。休職して、1年半ぶりに両親の元に帰った。

 

 ゆったりと本を読む時間を持った時、心が自然と落ち着いた。「必死で生きている人たちが、ほっと一息つける場所をつくれないか」。同時に原発事故や復興について考える時間ができたことで、「大熊で生活し、働きながら故郷の行く末を見届けたい」という気持ちも芽生えた。とりとめもない考えを両親に話してみた。「おばあちゃんの家の跡地があるよ」。幼い頃の記憶がよみがえった。

 

 学校が終わると、共働きの両親が帰宅するまで約4キロ離れた祖母宅で過ごしていた。1階の居間の窓辺に置かれた小さな本棚。外国の童話や江戸川乱歩の「怪人二十面相」シリーズを取り出し、掘りごたつの中で夢中で読んだ。

 

 あの日を境に、そんな幸せな時間は失われた。祖母は栃木県などに避難し、古里に戻ることがかなわないまま2020年2月に92歳でこの世を去った。無人の家は取り壊された。

 

 背中を押された気がした。会社を退職して、昨年4月に福島県内の板金加工会社に再就職。昨夏から仕事の合間を縫って、祖母宅の跡地に通い、草刈りなど開店準備を進めた。昨年12月にオープン。「訪れた人がリラックスして『息つぎ』ができる場所に」。店名にはそんな思いがこもる。

 

◇ 大野駅前では、企業が入居する「産業交流施設」の建設が昨秋から進む。一方で、帰還困難区域にある実家は、今も避難指示解除の見通しが立たず、隣の富岡町の自宅から店に通う。

 

 先月、私物を取り出すために13年ぶりに母校に入った。窓側の一番前が自分の席だった。児童書を借りによく図書室に行っていた。休み時間は校庭でサッカーに夢中になった。一気によみがえった記憶のままの状態で、時は止まっていた。

 

 現在と過去が交錯する町に、夜だけたたずむ本屋。SNSや口コミで広まり、初めて会う住民やパトロール中の警察官、県外からの客も立ち寄る。冷え込む夜は、薪(まき)を燃やして暖を取り、コーヒーを片手によもやま話。読書談議や本屋を開いた理由、かつての地域の姿、そして震災のことも――。ゆっくりとした時間が流れていく。

 

 「この場所から、古里の変わりゆく姿を眺めながら、復興とは何かという答えを探し続けたい」。大熊で生きると決めた。(福島支局 丸山菜々子)

 

(記事の転載はここまで)

…………………………………

 

3.11当時は小学校6年生で避難していった少年が

いまも故郷に心を寄せ

故郷と人たちの心に明かり灯しているなんて

凄い事ですし嬉しかったです

 

なので

そのことを知った後の

3月11日の活動の際に大熊町にある

その読書屋 息つぎさん」に

お邪魔させて頂きました

 

お店があるエリアは、街灯は点いていますが

お店は家屋が解体された更地に残った

ビニールハウスの骨組みだけなので

発電機を持参して灯しているライトとランプだけで

でも、その明かりがとても温かくて心地よい空間になっていました

 

 

 

 

 

 

 

 

置かれている本は色々なジャンルが揃っていました

(どれも心に優しく沁みる系に感じました)

で、その中でも一番好きな本を手にしてもらい

店主の「武内優さん」の記念写真を撮らせていただきました

 

 

会社勤めをして夜は大熊町に通い「読書屋」を営み

とても大変な事だと思いますが

「故郷」と「本」が好きだから

こんなにも素敵な笑顔をしているのだと思います

 

 

福島第一原発がある大熊町に産声を上げた

小さな書店に灯るこの明かりこそが

人が消えた町福島・被災地人々の心を照らし

本当の意味での復興に向かっていくのかもと思いました

 

最後に「頑張ってください」と握手をした時に

「ありがとうございます」と

急いで手袋を外し両手で握手してくださいました

小学6年の多感な時に被災し避難生活を強いられ大変だったはずなのに

立派な大人になられて…ご両親をはじめ周りにいる方が

素敵なんだろうなと感じさらに嬉しかったです

 

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読書屋 息つぎ

場所:大熊町大字熊字旭台25-17

営業時間:18:00~21:00、定休日:月曜、雨や雪の日

店主が息つぎするために臨時休業、営業時間変更となる場合もあります。

InstagramやTwitterにて情報をご覧の上、お越しください。

2023年12月1日、お誕生日

2023年12月2日、開業

読書屋 息つぎ(@ikitsugi) • Instagram写真と動画

 

……………………………………………………………………

 

福島・被災地(福島第一原発20キロ圏内)にある

数多くある幼稚園や学校を見るたびに

ここに通っていた子達の心は無事なのか?

いつも心を痛めていました

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、たった一人ですが…

 

東日本大震災から、まる13年になる

2024年3月11日に「武内優さん」にお会いできて

今まで抱えていた心配が

少しだけ消えたように感じました

 

以上〈ひとり言〉でした。

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

 

《活動費のご協力のお願い

 

 

2024年6月までの「活動車に関わる費用」は確保できましたが

医療費や飼育費に関しましてはまったく確保が出来ていないため

活動費は常に厳しい状況です

保護を待っている"あの子達"そして保護っ子さんのためにも

活動が続けられますようご支援のご協力をして頂けると助かります

 

 

ご無理のない範囲で引き続き

活動費のご支援のご協力を宜しくお願い致しますm(__)m

 

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

 

里親募集中

 

 

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