桜が咲き始めましたね
桜といえば…さくらねこ
3月22日は「さくらねこの日」ということもあり
この時期になると猫好きさんの間で話題にあがるTNR
でも、そのTNRのせいで
命を落とす子すが出ている事はあまり知られていないようです
本日は
犠牲になる猫さんが出ないように正しいTNRについて書かせて頂きます
『さくらねこ』とは、片耳がまるで桜の花弁のようにカットされた猫さんのことで
Trap(トラップ): 捕獲し
Neuter(ニューター): 不妊手術し
Return(リターン): 猫を元の場所に戻す
TNRをされた猫さんのことを指します。
保健所に持ち込まれる猫さんの内の8割が子猫さんということからも
殺処分される命を減らすために
望まぬ妊娠出産をさせないために
お外で生きる子達が増えすぎないように
などの動物愛護精神のもとに、ここ数年TNRが浸透しつつあります。
でも…残念ながらTNRを誤認識している人がいるようです
捕まえて→手術して→リリースする。
それで終わりではなく、その後、毎日ご飯をあげ糞尿の始末をして体調が悪いようであれば病院に連れて行く=その子の生涯に責任を持つということなのに、実はその自覚(行動)なしでTNRをしているが人がいるようです。
耳カットされた「さくら猫さん」は、誰かがお世話をしているのだから、勝手にご飯を上げたりするのは返ってその猫さんとお世話している人の迷惑になるからと、どんなにお腹を空かしていてもご飯をあげないようにしている人が多いはずです。
そんなこともあり、TNRされことによりご飯に在りつけなく餓死してしまう「さくら猫さん」が出ています。
なのでリリースした後に給餌もお世話もしないということは、その子は餓死してしまうことになってしまいます。
そんなTNRなんて単なる自己満足であって虐待です。
要はTNRは下記の❶もしくは➋のどちらかだということです。
❶その子をお世話している餌やりさんがいるようならば探しだしTNRをする事と今後もご飯をあげて欲しいと伝えて下さい。
その手間を省くと、お世話していた子がある日突然耳カットされ現れたら「この子は誰かがちゃんとお世話している」と餌やりさんが勘違いしてその子にご飯を上げなくなってしまう恐れがありますので、必ず餌やりさんに話をしてからTNRをしてください。
➋餌やりさんがいないようならば、自分がその子の生涯に責任を持ってTNR後はお世話をしてあげてください。
▲残念ですが
この"さくら耳は不妊手術済みのしるし"という表記が、勘違いしたTNRを増やしているのではと危惧しています(涙)
TNRは、
リリースして終わりではなく、その子の生涯に責任を持つこと
分かっている人達は、あえてそれを口にしないから
知らない人は、リリースして終わりと誤解してしまっているかも
そんな誤解が生じないためにも
これからはTNRではなく
Trap(トラップ): 捕獲し
Neuter(ニューター): 不妊手術し
Return(リターン): 猫を元の場所に戻す
Management(マネージメント): 給餌管理
TNRM という言葉が浸透してもらえると
手術後にリリースしたら終わりという
勘違いした恐ろしいTNRが無くなると思います
耳カットは
お世話をしている人が居るしるしであり
TNRに関わった人が、その子の生涯に責任をもつ誓いの証
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
助けたつもりが、その子を苦しめ死に追いやっている
そんな恐ろしいTNRが1日も早くこの世から無くなりますように
もし、近くでTNRを誤認識されている方が居たら、猫さんの命を守るために正しいTNRをTNRMの意味を教えてあげて下さい。
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