今回も早朝は夏井川氾濫決壊被害エリア(台風19号の被災地)で活動し、その後、福島・被災地(福島第一原発20キロ圏内)で活動しました。
この画像の場所は、被災地の方からの相談で知ることとなった…
似非愛護活動をしている人達に一旦は保護されるも避妊去勢手術をした後にまた元の場所リリースされ、その後は給餌もしない無責任極まりないTNRをされた"耳カットされ見捨てられた5匹の猫たち"が生きていた場所です。
ここは海に面した場所で身を切るような冷たい海風が木岐が傾いてしまうほど強く吹き付ける場所です。
※その似非愛護活動をしていた人達は、その後この子達のことはなかったことにして、全頭保護したと宣言し2019年3月に福島での活動を終了しています。
▲ここには4匹しか写っていないのは
茶白の「持田くん」だけは別行動をとるのでなかなか姿を見せないから
▲骨と皮になってしまっていた「神代くん」は
推定年齢10歳以上で福島原発事故前生まれ確実
なんでちゃんと保護して飼い主さんを捜してあげなかったのかと
似非愛護活動をした人達に激しい憤りを感じました
▲晴れた日中でも体感温度は氷点下で身を切る海風で粉雪が舞う中
抱き合って寒さをしのぐ「佐藤くん」と「鈴木くん」
被災地の方がこの子達が可哀想だと見かねて今まで給餌をして下さっていたそうですが、そこにある建物の解体が決定しもうこれ以上は通えなくなるけど、やはりこの子達をそのままにしてはおけないと私に相談してこられました。
もし、この子達をそのままにここに置いていくことになれば雨風雪をしのぐ場所もなくなり、そもそも誰かが給餌してあげなくては生きていけない被災地なのですから…死んでしまいます。
そのため保護枠も活動費も限界ではありましたが、一年前の2019年1月27日に5匹を緊急保護しました。
仮名「早乙女ちゃん」 ♀ 保護時推定6歳 エイズ・白血病共に陰性
里親さま募集中
仮名「神代くん」 ♂ 保護時推定10歳以上 エイズ陽性・白血病陰性
元々の飼い主さん捜索と並行して里親さま募集中
仮名「持田くん」 ♂ エイズ・白血病共に陰性 トライアル中
鈴木くん (仮名も鈴木くん) 仲良しの「佐藤くん」と一緒に幸せなりました♪
佐藤くん (仮名も佐藤くん) 仲良しの「鈴木くん」と一緒に幸せになりました♪
※この子達については
近日中に近況報告をさせていただきます
尚この子を保護した2019年1月27日は、前日に雪が降り福島・被災地には雪が積もりとても寒い日でした。
それから…1年
福島原発事故から"10度目の冬"を
長くて厳しい東北の冬を迎えた今年の福島・被災地に異変が
昨年2019年1月27日は雪が降り積もったりしていましたが
今回の活動時(今年)は、雪はなく、それどころか…
3月から5月の春から初夏に咲くタンポポが今回咲いていました
これは、福島・被災地に限ったことでなく全国で起こっていることで
地球の温暖化の影響の異常気象のせいだと思われます
建物が次々と解体され"あの子達"が雨風雪を凌げなくなっていることを考えると命を奪う恐ろしい冬が暖冬であってくれることは嬉しいのですが、タンポポの花を見てから地球規模で考えると深刻な事態になっているのだと知り複雑な気持ちになりました。
▲ちゃんと(?) 寒椿も咲いていました
とは言っても、福島・被災地は朝晩は氷点下になり厳しい寒さです。
まだ保護してあげられていない"あの子達"が無事に越冬出来るのか心配ですから、今回も給餌日だけのご馳走の「ウェットフード」と頑張っているご褒美の「焼きかつお(or焼きささみ)」は温めて持参しました。
今回も応援ご支援してくださっている「皆さま」のお陰で
全ての給餌ポイントに「美味しいご飯」を届け
"あの子達"の命を繋ぐことが出来ました、ありがとうございます。
今回の活動日の前日の1月25日は、4年前の2016年1月25日にお空に逝って「満月」になった「アル君」の命日だったので…
「アル君」を2015年2月8日に保護した給餌ポイント跡地に献花し祈りを捧げてきました。
今回は亡くなってから4年目だったので、「アル君」が生まれ短い間だけど幸せになってくれたことに感謝の意を込めてカーネーション4本の花束を献花しました。
アル君、あなたが大好きだったエド君とウィンちゃんが
お空に逝ってしまったけどもう会えたかな
あなた達を失ってママさんとパパさんは深く悲しんでいるよ
ママさんとパパさんのことをお空から見守ってあげてね
お友達の"あの子達"のこともみんなで見守っていてね
尚、「アル君」の命を繋ぎ保護した給餌ポイントはその後解体されてしまい、今は更地となり除染作業員さん達の駐車場になってしまいました。
↓↓↓
現在の姿
この日の福島・被災地は、すっきりと晴れて日中は8℃と比較的暖かい1日でした。
そのためか…活動中に"あの子達"に出逢えました!!
走って逃げてしまったので写真を撮ることもしっかり柄の確認もとれませんでしたが、たぶん「キジ白さん」だったと思います。
急いで車を停めて捜しましたが、その後は姿を確認することが出来ませんでした。
そこは給餌ポイントではないからどうしたものかと悩みました。
でも、もしまだ近くにいるのなら保護してあげたいと思い捕獲器を設置しました。
今回も保護するため深夜まで粘りました、
でも、「キジ白さん」のために設置した捕獲器も、他の場所の捕獲器も、どの捕獲器の蓋も閉じることはありませんでした。
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◆おまけ◆
「ただいま 20200126」のクイズのこの写真
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答えは郵便ポストでした
この郵便ポストを見つけた時は驚きました。
たぶんあるお宅の敷地内に設置されていた郵便ポストが
そのお宅の解体時に撤去されたものの解体業者さんは持ち出せないので
更地に郵便ポストだけが置き去りになってしまったのだと思われますが
郵便ポストには、誰かの大切な手紙が入っているかもと思うと可哀想でした。
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