この日の福島・被災地は、すっきりとした秋晴れでじっとしていると日中でも肌寒い位でした。

 

 

 

 

今回の活動は、月曜だったこともあり福島・被災地ではあちこちで解体・除染作業が行われていました

 

 

 

 

今回も新たにたくさんの建物の解体作業が着手されていました。

家屋が減るたびに、"あの子達"雨風雪を凌ぐ場所が無くなっていくので複雑な気持ちになります

 

その解体が始まった家屋の中に、あのずっと気にかかっているお宅が含まれていました。

 

 

 

2011年3月11日の東日本大震災で

プレハブ小屋が倒れ下敷きになったトラック

 

このお宅も、解体が着手されるようで

解体前の作業をするために倒れたプレハブ小屋が起こされていました

 

 

あの日から実に8年と8か月の時を経て

プレハブ小屋がやっと退かされて姿を見せたトラックや家屋内では

ゴミの区別回収作業をされている作業員さんが複数いらっしゃいました

 

 

 

 

 

猫さんの亡骸は

ありましたか

 

これは、解体作業現場に作業員さんが居た時には

必ずする質問

 

行方不明になってしまった子を捜すにも

立ち入り許可をもらっていない建物や敷地内には入れませんから

作業員さんがいる日に活動をする時には

行方不明になってしまった子や目撃さえ出来ていなかった子の

亡骸がないか確認しています

 

もし、亡骸があれば

埋葬し土に還してあげ

成仏できるよう祈りを捧げてあげています

 

この日、解体作業をしている幾つもの現場にも声掛けをしました

 

猫さんの亡骸は

ありましたか

 

しかし、どこも「なかったよ」との返事が

まだ保護できていない姿を消してしまった"あの子達"

どこに行ってしまったのか…

 

 

作業の轟音と振動や、慌ただしく行きかう大型トラック

とても警戒心が強い"あの子達"にとっては

恐怖で移動を続けている子も出ていますので追跡が困難になってきました

でも、この地にいることは確かなのだから

亡骸を見つけるまではその命を諦めたくありません

 

保護してあげられるその日まで命を繋ぐために、今回も給餌をしていきました。

 

 

 

 

応援ご支援してくださっいる「皆さま」のお陰で

今回も全ての給餌ポイントに「美味しいご飯」を届けることが出来ました

ありがとうございました。

 

今回は、福島・被災地が騒がしいので無理かとは思いましたが、やっぱり諦められずこの子達の保護を試みました

 

 

 

 

 

 

 

でも、残念ながら捕獲器の蓋は閉まることはありませんでした。

 

 

 

福島・被災地を通っている国道6号線の平日の朝晩は、作業員さんの出勤ラッシュとなり渋滞します。

夜の渋滞が解消されるのは、午後7時近くです。

その後、福島・被災地また暗くて寂しい闇の時間となります。

 

 

この日の午後6時過ぎの気温10℃

夜中には、一桁になっていました

 

福島・被災地に

"あの子達"の命を奪う長くて厳しい冬が

すぐそこまで迫ってきていました

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

◆◆◆ ご協力のお願い◆◆◆◆

今年に入ってから体調が優れない子の保護が続き「医療費」が膨れ上がっています。そのため「活動費」が大変厳しい状態が続いています。

 

 

"あの子達"のためにご無理のない範囲での

ご支援のご協力何卒宜しくお願い致します。

 

 

 

 

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