昨日の『母の日』に、出先で見かけた心温まる風景…
「燕 (ツバメ) さん」の巣と、それを見守る優しい人達の心温まる現場を目にしました。
はるか遠くの異国の地から子育てをするために命がけで日本に訪れる「燕さん」は、絶滅のおそれがある野生動物に指定されています。
「母の日」に、この心温まる現場に出逢えたのは…
私達のことを疎まず、そっと見守ってください
と「母燕さん」からのメッセージだったのでは思いました。
巣を壊さないで、子育てを見守る
たったそれだけの優しさで護れる命です。
そのことを一人でも多くの方に知っていただけるよう以前書いた投稿を再載しますので 《拡散シェア》 のご協力を宜しくお願いいたします。
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「燕(ツバメ)」の巣を目にしたり、ひなの鳴き声を耳にする季節となりました。
ご存じ方もいらっしゃるかと思いますが…
「燕」は、「絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト」で指定されています。
今が産卵期のその「燕」を守るために、本日は緊急拡散のお願いをさせていただきます![ペコッ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ko/komugii/884240.gif)
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「燕」は、秋から冬の間はマレー半島やフィリピンや台湾などに越冬し、暖かくなる春先に日本に戻り子育てをします。
穀物は食べず害虫を食べることから日本では益鳥として古くから大切にされ、「燕」を殺したり巣や雛に悪戯をする事を慣習的に禁じ、農村部を中心に大切に扱われてきました。
また、「燕」は弱い鳥のため安全な場所にしか巣を作らないことから「巣のある家は安全」「燕が巣を作ると商売繁盛する」等と言い伝えもあり、「幸せを招く鳥」として大切にされいるので、現在でも巣立っていった後の巣を大切に残しておくことも多いそうです。
そんな日本の風習に密接している「燕」は春の季語に、「燕の子」は夏の季語、「燕帰る」は秋の季語に用いられています。
その「燕」は環境の変化などの悪条件もあってか激減しているそうです。
そのため、環境省が作成した「絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト」で指定されています。
※神奈川県では減少種に指定、千葉県では一般保護生物に指定、千葉市では要保護生物にされています。
なお、汚損防止が目的であっても巣を撤去する際に卵や雛が傷つくと鳥獣保護管理法違反になり罰せられることはまだ周知されていないようです![涙](https://emoji.ameba.jp/img/user/yu/yun-san-blog/4703.gif)
![涙](https://emoji.ameba.jp/img/user/yu/yun-san-blog/4703.gif)
その証拠に…こんな記事を目にしました![びっくり](https://emoji.ameba.jp/img/user/bl/blue-pearl66/9795.gif)
![びっくり](https://emoji.ameba.jp/img/user/bl/blue-pearl66/9795.gif)
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2017年06月03日 17時58分
駅前ツバメの巣駆除、ヒナ落下死…利用者の前で
相模原市緑区のJR相模湖駅前で先月27日、バス・タクシー乗り場の屋根にあったツバメの巣を、駅職員が利用者の目の前で棒を使って壊し、落ちたヒナ1羽が死んでいたことが2日、わかった。
鳥獣保護管理法違反の可能性もあり、JR東日本は「配慮が足りなかった」と認めている。
同社などによると、巣は高さ約3メートルの屋根の下にあり、「フンが汚い」という苦情を受け、職員2人が周辺の蛍光灯や壁の汚れを清掃した際、ツバメを追い払うために巣を壊した。巣は半分ほど残り、今もツバメがやって来るという。
同社が利用者の批判を受けて調べたところ、ヒナ1羽が死んだことを確認。30日、神奈川県に事情を報告し、注意を受けたという。県自然環境保全課によると、ツバメは鳥獣保護管理法で、傷つけたり卵を壊したりすることが禁止されており、同課は「大変に残念な行為」と指摘する。
読売新聞の取材に、JR東日本八王子支社広報課は「職員の認識が薄く、利用者に不快な思いをさせて申し訳ない」と陳謝した。
(転載はここまで)
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「利用者に不愉快な思いをさせて申し訳ない」
この謝罪の言葉に違和感を感じてしまいます。
この謝罪の言葉に違和感を感じてしまいます。
利用者ではなく、まず「燕さん」に謝罪すべきなのに…![涙](https://emoji.ameba.jp/img/user/yu/yun-san-blog/4703.gif)
![涙](https://emoji.ameba.jp/img/user/yu/yun-san-blog/4703.gif)
( ※神奈川県は、「燕」を減少種に指定 にしています)
「燕」について分かりやすく書かれているサイトを見つけましたので転載いたします。
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許可なくツバメの巣を撤去すると、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられるということをご存じでしたか?これについて、日本野鳥の会が5月9日に発表したツバメに関する調査結果と併せてご紹介します。
ツバメの巣を落とす人の割合…都市部は農村部の7倍
調査結果によると、ツバメが子育てに失敗した原因の約8%は「人」によるものだそうです。フンが汚いといった理由から、ツバメの巣を撤去するケースが増えていると考えられています。そして、人が巣を落としたりしてツバメの子育てを妨げる割合が、都市部は田舎部の約7倍高いことが分かったそうです。
出典:blogimg.goo.ne.jp
また、1つの巣から巣立つヒナの数が、農村部では平均4.3羽であるのに対し、都市部では平均3.9羽だそうです。巣立ちヒナ数が4羽に満たない場合、生存率を元に試算すると、将来的に個体数が減少する恐れがあるとされています。
また、1つの巣から巣立つヒナの数が、農村部では平均4.3羽であるのに対し、都市部では平均3.9羽だそうです。巣立ちヒナ数が4羽に満たない場合、生存率を元に試算すると、将来的に個体数が減少する恐れがあるとされています。
許可なく巣を落とすことは、鳥獣保護管理法違反
許可を取らずに、卵やヒナが中にいる巣を落とすことは鳥獣保護管理法で禁じられています(厳密にはツバメの巣に限らない)。違反した場合の罰則は重く、「1年以下の懲役または、100万円以下の罰金」とされています。
ツバメが、カラスなどの天敵を避けるために考えた子育て手法が、人間の懐に入ることです(巣作りに格好の場所として商業施設や公共施設を選ぶ)。人間もツバメからしてみれば天敵となってしまうこともあります。しかし逆に言えば、そうまでして、種を存続させるために頑張っているのです。ヒナが成長して巣立つまでの期間くらいは、そっと見守り、応援したいものですね!
ツバメが、カラスなどの天敵を避けるために考えた子育て手法が、人間の懐に入ることです(巣作りに格好の場所として商業施設や公共施設を選ぶ)。人間もツバメからしてみれば天敵となってしまうこともあります。しかし逆に言えば、そうまでして、種を存続させるために頑張っているのです。ヒナが成長して巣立つまでの期間くらいは、そっと見守り、応援したいものですね!
(転載はここまで)
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巣から落ちてくる糞が嫌で巣を撤去する人が多いようですが…
その糞が落ちないようにすれば良いのではと、こんな糞除けカバーを付けている場所も多く見るようにもなりました。
素敵な活動をされている団体さんもおられるんですね
現在は終了してしまいましたが、「日本野鳥の会さん」では毎年 一般調査「わた
しの町のツバメ調査(オンライン)」をされています。
絶滅してしまっては二度と戻せない命
それは
ほんの少しの優しさで守れる命です。
まずはそのことを知ってもらうことから始められればと思い本日は「燕さん」のことを書かせていただきました。
今が産卵期です。
子育てをそっと見守ってあげてください
またできましたら「燕さん」を守るために「緊急拡散」をどうか宜しくお願いいたします
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