色々とご報告が遅くなっておりまして、申し訳ございません。
本日は、前々回の活動の【2月10日の活動報告】をさせていただきます。
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2月10日は、前日から日本に上陸していた"史上最強の大寒波"の影響で全国的に降雪積雪があり無事に福島・被災地の活動が出来るのか心配していました。
日付が変わり10日になった時点で高速道路の状況を確認すると、首都高速はまだ規制が出ていませんでしたが、常磐自動車は途中から積雪のため規制が出ていました。
活動車は冬タイヤを履いているし、それでも危なかったら4輪駆動に切り替えれば大丈夫だろうと思いました。
でも、10日未明に東京の自宅を出発したら、ノーマークだった首都高速でも何箇所も路面凍結し制限速度が50キロ規制されていて…
常磐自動車の三郷インターの周辺からは路面こそ除雪されていしましたが、路肩などには積雪があり、やはり制限速度は50キロ規制になっていました。
常磐自動車が三郷インターから50キロ規制になるなんて滅多にないことなので、気を引き締めて運転をしていきました。
暖房を入れると車内が物凄く乾燥するので猫さんを保護したとき以外は極力暖房は入れないようにしているのですが、この日は、あまりにも寒かったため途中でカイロを張ることにしました。
▲今回は、まるでスノーボーダーのように、気合を入れて防寒してきました
カイロを張るために今回立ち寄った美野里パーキングは、駐車スペース以外は雪が積もっていました。
でも、道路は除雪されているから大丈夫。と思っていたところ…
やばいよ! 下道スケートリンクみたいにツルツルだってよー!!
水戸の知り合いから電話でそういわれたと団体さんが騒いでいました。
その騒ぎを聞きつけ、いや~な予感がしていたところ…
「皆さま」から送っていただいた「ご支援物資」を荷受け保管してくださっている「ゴットハンド栗原さん」のところに向かうために下道に降りてしばらく走行していたところ車体が滑り2回ほど制御不能になりヒヤッとしました。
見た目は大したことなさそうなのですが…びっくりするほどツルツルでした。
高速道路や幹線道路は凍結防止剤を撒いているから大丈夫だけど、細道は撒いていない場所が多いから気を付けないといけないことを忘れていた自分が悪いと反省し、その後は気を付けて運転しました。
福島・被災地につくと、幹線道路はこんな感じで除雪されていました。
でも、少しそれると…
被災地は、見事な
白銀の世界になっていました
もちろん場所によって違いはありますが、いくつかの給餌ポイントは人間の私でさえ足がとられてしまうほど積もっている場所がありました。
これは、とある給餌ポイントにあった"あの子達"の足跡="生きている証"です
確認してみると「美味しいご飯」は、残っていませんでした。
空腹に震え、裸足で雪の上を歩き凍え、やっとたどり着いたのに「美味しいご飯」を1粒も食べれなかったなんて…可哀想に
1週間1回しか来れなくて、ごめんね
待たせてごめんね
今回も「ウェットフード」と「焼きかつお」は温めてきたから
冷めないうちに食べて暖まってね
今回も応援ご支援くださいました「皆さま」のお陰で
"あの子達"の命を繋ぐ「美味しいご飯」を全ての給餌ポイントに届けることが出来ました、ありがとうございました。
今回は、積雪だけでなく活動途中に降雪もあったので"あの子達"は姿を見せてくれないだろうと思っていました。
でも、寒さに命を奪われないためには
食べなくてはなりませんから…
「三毛猫さん」と
いつも隠れている「もう1匹の猫さん」が
「美味しいご飯」が届くのを待っていてくれました!!
ごめんね
私が現れたから走って逃げてしまったのですが
この小さな足跡が…愛しくて
早く保護してあげたくて涙が出てしまいました
この給餌ポイントは、複数の子がいるので慎重に保護を進めています。
ただ今回は、保護っ子さんの受け入れ先がないので保護を試みることさえ出来ませんでした(涙)
全ての活動が終わったころには日が暮れ
また雪が降り始めてしまい高速道路が閉鎖したら困るので
保護してあげられなかったことを"あの子達"に心の中で詫びながら
今回は粘らずに福島・被災地を後にしました。
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