ここのところ涼しい日が続きホッとしていたのに、この日は残暑が厳しく早朝から汗だくの1日となりました。
 
 
夕方3時過ぎてもこの気温41℃超え。
 
 
これを撮影していた時に、たまたまパトカーが通過しました。
ここは被災地福島県ですが、通過したパトカーは「熊本県警」。
福島原発事故で住民が避難を強いられ無人となった町・被災地では、防犯のため24間態勢でパトロールがされています。
ただ無人となったエリアが広範囲なため「福島県警」だけではとてもカバーしきれないので、他県警が2週間ごとに交代で応援に駆けつけています
で、この週は「熊本県警」が駆けつけていたようです。
 
ちなみに警察だけでは人手が足りないので、「救急車」や「消防車」などの赤橙搭載の緊急車両もパトロールをしています
さらに現在は民間の「アルソック」や、各町で形成している「民間パトロール隊」なども町内を巡回しています。
 
話しがそれてしまいましたが…
まだまだ残暑が厳しいと言っても、一雨ごとにが深り被災地には彼岸花が咲き始めていました。
 
 
この日も朝イチで捕獲器を設置するため「キジ白さん」の来ている給餌ポイントに向かいました、が・・・
 
 
先週まで手付かずだった給餌していた建物は、解体され姿が消えていました
木造建ては1週間も掛からずに解体されてしまいますから、仕方がないのかも知れませんが、覚悟はしていたとはいえかなりショックを受けました。
 
隣接している母屋解体真っ最中でした
 
お庭に転がる家財道具に紛れて転がる一眼レフカメラ
家族の記録を取り続けてきたこのカメラもお役目御免になったのか…
 
ふと見上げると・・・作業員さんのいたずらなのか
どんより沈んだ心に笑いを与えてくれました
 
この給餌ポイントには、もう「キジ白さん」は来ないでしょう。
なお、この近くに新たに設けた給餌ポイントがありますが、まだそちらの定点カメラには「キジ白さん」の姿は写っていません。
姿を確認出来次第、また保護を試みたいと思います
 
今回は、それ以外の子達の保護のためそれぞれの場所に捕獲器を設置していきました。
 
 
その後は、黙々と給餌給水をしてまわりました。
 
 
 
 
今回も「皆さま」のお陰で、全ての給餌ポイントに無事に「美味しいご飯」を届けることが出来ました、ありがとうございます
 
被災地は人が住めない町ですから、飼い主さんもいなければ餌やりさんもいませんし、生ゴミもでません。
ここで生きる"あの子達"の命を繋いでいるのは、この週1回の給餌のみです
そなのに、その給餌用フードの「美味しいご飯」のストックがあと僅かとなってしまいました
 
被災地の朝晩は、すでに寒さを感じるようになりました。
あっという間に冬がやってきます。
冬は、体温を温存するためにエネルギー源をかなり必要とします。
そのため、今から冬に備えてしっかり食べて体力と脂肪をつけなくてはなりません。
今まで必死に生きてきた"あの子達"の命を繋ぐために
保護してあげられるその日まで命を繋ぐために
どうか「美味しいご飯」のご支援を宜しくお願い致します
※不足物資や送付先などはこちらをご覧ください → 
 
今回、とある給餌ポイントで「会いたくない虫さん」に会ってしまいました。
 
「スズメバチ」です、3cm近くあって大きくてビックリしました。
かなりの数がいました。
それ以外にも「キイロスズメバチ」もいました。
もしかしたら目撃したこの給餌ポイントのどこかにがあるのかも知れません。
 
先週も違う給餌ポイントで「足長スズメバチ」が私の周りで羽音立てて飛んでいましたが…
今まで被災地でこんなに沢山のスズメバチを見たことはありません
 
今年は数が多く都心でも気を付けるようにとテレビで言っていましたが、本当に気を付けないとと、ゾッとしてしまいました。
 
東京に暮らしていると目にすることも無い生き物が被災地にはたくさんいます。
鉢合わせてしまうと命の危険がある生き物もいますので鉢合わせにならないように毎回努力しています。
が…スズメバチだけはどうしたらよいのか悩んでいます。
 
 
日が暮れ捕獲器の確認をしていきましたが、どれも蓋は閉まっていませんでした。
この日も酷暑だったので日が暮れはじめるこの時間からが勝負と思い、今回もギリギリまで粘ることにしました。
 
特に"きこちゃんファミリー"仔猫さん2匹ママを早く保護しなくてはと、粘りに粘って粘って粘って…
(日の出と日の入り時が勝負なので) 翌日の午前4時まで粘って…
 
 
なんとか仔猫さん2匹保護出来ましたえ
 
この"きこちゃんファミリー"は、7月23日に「こなつちゃん」を保護したのを目撃しているので警戒して捕獲器には一切近寄らなかったので、なかなか保護出来ず苦労しました。
今回、捕獲器を使わず自作のあるモノを使って、やっと保護出来ました。
動物虐待事件が多発していますので、危険なので今回の保護方法は公開いたしません。
 
◆仮名「こまり」 ♀ 生後4か月ちょっと 2kg
 
・柄ー三毛
・瞳ーイエロー&グリーン
・尻尾ー長くて先が少しだけカギ
 
◆仮名「こたろう」 ♂ 生後4か月ちょっと 2.4kg
 
・柄ー茶白
・瞳ーイエロー&グリーン
・尻尾ー長くてまっすぐ
 
2匹とも、エイズ・白血病共に陰性。
保護後、血液検査・検便・駆虫・三種ワクチン接種・爪切り・シャンプー済み。
血液検査の結果、問題なしでした。
なお、まだ幼いため避妊去勢手術はしていません。

現地では触ることは出来ませんでしたが、驚異的な人馴れ遺伝子をもつ"きこちゃんファミリー"ですしまだ幼いので人馴れは早いと思います。

体調が整いましたら里親様募集をいたします。

 
ママの「きこちゃん」ですが…
こまりちゃん」と「こたろう君」を保護した時は死角にいたので安心していたのですが、2にゃんを車の中のケージに入れている間に姿を消してしまいました
もうタイムリミットだったことと、寝床がどこにあるのか分からないので、この日は「きこちゃん」の保護は諦めました。
次回、保護したいと思います
 
1日も早く保護してあげたいから
私たちの事は気にせずに
何時になっても迎えに行きますから
トコトンやってください!!!」
 
と「Hさんご夫妻」が、おっしゃってくださったのでお言葉に甘えて早朝にお電話して友部まで「こまりちゃん」と「こたろう君」を迎えに来ていただき動物病院へ連れていってもらいました。
 
▲友部で早速お写真を撮影される「Hさんママ」の手ですw
 
Hさんご夫妻」、いつもいつもありがとうございます&どうかよろしくお願いいたしますペコッ
 
 
今回保護出来ました「こまりちゃん」と「こたろう君」は、
皆さま」が託して下さった「美味しいご飯」で命を繋いでいました。
また「皆さま」がご支援してくださった「心はいつも一緒基金」のお陰で
保護後に十分な医療処置を施してあげられました。
ご支援してくださいました皆さまに深く御礼申し上げます。
 
*~*~*~*~*~*~*~*~
 

【ご報告】 こまりちゃん」と「こたろう君医療費は、16,65017,050円計33,700円でした。

 

 

 心はいつも一緒基金」を使わせていただきました。

皆さま」がご支援してくださった「心はいつも一緒基金」のお陰で保護後に十分な医療処置を施してあげられました。

 

【口座名】 心はいつも一緒基金 

●〈ゆうちょ〉 からの振込の場合は
【記号】 10170
【番号】 39358001 

●〈他金融機関〉 からの振込の場合は

【店 名】 〇一八 【店 番】 018 【預金種類】 普通預金 【口座番号】 3935800

 

ご支援ありがとうございます、心より感謝いたします。

尚、全頭保護を目指し保護を全力で進めていますので保護頭数が増えています関係上、現在「医療費」が膨れ上がっています。

保護した子全ての子に十分な医療を受けさせてあげたいので「医療費」を削るわけにはいきませんので、引き続きご無理のない範囲でご支援いただければ幸いです。
*ご支援いただきました「心はいつも一緒基金」に関しましては、こちらのブログにて「収支報告」をしております。

 

*福島・被災地での活動に関するご支援のお願いについてはコチラをご覧いただければ幸いです。
 

"あの子達"のために引き続き応援ご支援ご協力を何卒宜しくお願いいたします。

 

 

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