今回の活動時には、本当に色々とありました。
そのため1回ではご報告できませんので、今回は3回に分けてご報告をさせていただきます。
 
昨日upした【3月5日の活動報告(その1)】震災後の混乱の中、助け合っていたはずなのに…悲しいね の続きです。
 
*~*~*~*~*~*~*~*~
 
震災直後から現在まで給餌を続けさせていただいている場所は、ほんの僅かとなりました。
ほとんどの場所が給餌継続が困難となり、代わりの給餌ポイントを開拓し活動を続けてきています。
 
そんな中でずっと給餌をさせていただいている大切な給餌ポイントが、とうとう解体となってしまいました。
 
 
この給餌ポイントは、普通の民家ではないので解体作業にもそこそこ時間を要すると思っていました。
 
先週に窓枠などの金属部品の取り外しを着手したばかりでしたから、今週もまだ外観はそのままになっているだろうと思っていたのですが…
あまりにも変わり果てた姿になっていたので、驚き心臓が痛くなるほどの悲しみに襲われました
 
東日本大震災そして福島原発事故の直後は、全国から多くの人が動物レスキューのためここ被災地にやってきました
しかし、
そのほとんどが1年もすると被災地から撤退していきました
多額の寄付金と被災地で活動した名声を手にし満足したのか、まだ残されている子達がいるというのに被災地を去っていきました
 
実は、私が給餌している場所のほとんどがそのような人達が去ってしまったエリアなんです。
 
それらの給餌ポイントは、許可はもらっていると聞いていたのに許可をしていないと言われてしまったりとその後問題が発生することが多かったです。
ただそれもどちらが間違っているのかも定かではありません。
なぜなら、誰もが混乱している中でしたから…
 
そのため1つ1つ家主さんに改めて給餌許可をいただいていきました。
時には罵声を浴びることもありました。
そんな時は、ただひたすら謝り、ただひたすらこの活動に理解とご協力を願いました。
そこで生きている"あの子達"の命を救いたくて、ただひたすらお願いをしました。
 
この給餌ポイントも、その1つでした
土下座して給餌許可をいただいた場所でした。
 
 
ここには多くの子達が「美味しいご飯」を食べに来ていましたから何が何でも死守しなくてはならない給餌ポイントでした。
 
そんなこともあり、ここも大切な給餌ポイントの1つでした。
 
その給餌ポイントが、一週間前にはあった…
 
玄関が
無くなり
 
一階の廊下も
なくなり
 
二階も
こんなになってしまいました。
 
給餌させていただいていた台所も姿を消してしまいました。
 
建物の前半分が既に取り壊れていました。
 
 
 
解体されてしまうことは覚悟していましたが、あまりにも早く解体が進んでしまっていたので心の準備が間に合わず涙が止まりませんでした
 
今までここで目撃した子で保護出来ていない子がいます。
この給餌ポイントは、2014年に一度大掛かりな除染作業が入ったせいもありかなりの子がその後姿を消してしまったからです。
 
それでも、今まで7匹の子を保護してあげられました。
 
 
 マルゴー (仮名トゥルー)
 

さち (仮名 牡丹)

 

(仮名 楓)

 

このは (仮名このは)

 

ミュウミュウ (仮名クリス)

 

つくし (仮名つくし)

 

葉菜 (仮名れんげ)

 

お陰様で、7匹みんな里親様が決まり幸せになりました。

 
この子達は、「皆さま」の「温かい想い」と「美味しいご飯」と「ご支援」のお陰で命が繋がり助かりました。
ありがとうございました、心より感謝いたします
 
ただ…
もっと早く保護してあげられていたら
もっと多くの子を救えたのかもと思うと苦しくて
後悔ばかりしています
もっと早く…と
 
 
*~*~*~*~*~*~*~*~
 

被災地での給餌保護活動を2017年3月末で終了予定していますが…

まだ保護待ちの子がいますので3月以降も活動を続けることにいたしました。

里親様募集中の子情報は→

 

 

"あの子達"の命を繋ぐ「美味しいご飯」が不足しています、何卒ご支援をお願い致します。

 

《慢性的に不足している物資》

●小袋入りドライフード

カビ・虫対策で「美味しいご飯」が傷まない小袋入りは、大量に必要としていますます。 

・フード例:小分け袋1  フード例:小分け袋2 

フード例:小分け袋3 ・フード例:小分け袋4

●大袋入り ドライフード

総合栄養食ならば銘柄は問いません。

フード例 1 フード例2 フード例3

●給餌ポイント調査用

定点カメラ用の単三電池 (一ヵ月で約200本使用します)

 

送付先がヤマト運輸の営業所止めとなっておりますのでお手数ですが ヤマト運輸の利用 でお願いいたします。

 

【送付先】

〒319-0102

茨城県小美玉市西郷地840-3ヤマト運輸 021270 茨城美野里センター留め

電話 0029-246-2334

〈宛名〉「心はいつも一緒」荷受係 栗原様

お問い合わせはメールにてお願いいたします。anokotachi@gmail.com ;

 

 

《SOS》活動費のご支援のお願い

 

活動費、特に保護数が増え医療費がかさんでいますのでご無理のない範囲でご支援のご協力をしていただければ幸いです。

 

 

 

昨年だけでも26匹、今年に入ってから2か月足らずで既に7匹を保護しています。

昨年4月から現在までの間に発生した「医療費」は、¥928,014-になっています。

*保護活動するうえで発生する費用でもっともかかるのが「医療費」です。

その中でも、特に初期医療費が高額となります。

 

(個人で活動しているのでご支援で賄えない分は全て自己負担となっています)

 

 

全頭保護を目指し保護を全力で進めていますので保護頭数が増えています関係上、現在「医療費」が膨れ上がっています。

保護した子全ての子に十分な医療を受けさせてあげたいので「医療費」を削るわけにはいきませんので、引き続きご無理のない範囲でご支援いただければ幸いです。
*ご支援いただきました「心はいつも一緒基金」に関しましては、こちらのブログにて「収支報告」をしております。

 

【口座名】 心はいつも一緒基金 

●〈ゆうちょ〉 からの振込の場合は
【記号】 10170 【番号】 39358001 

●〈他金融機関〉 からの振込の場合は

【店 名】 〇一八 【店 番】 018 【預金種類】 普通預金 【口座番号】 3935800

 

まだ保護待ちの子がいますので3月以降も活動を続けることにいたしました

引き続き応援ご支援ご協力を何卒宜しくお願いいたします。

 

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