この日も、朝イチで捕獲器で設置していきました。
この子達を保護するために…
その後はいつものように捕獲器を設置した給餌ポイント以外に給餌していきました。
今回も、「皆さま」が託してくださった「美味しいご飯」を全ての給餌ポイントに届ける事が出来ました。
ご支援をありがとうございます、心より御礼申し上げます。
この日中は、晴天となり風が吹かなければ温かい１日となりました。
この場所は・・・
ある企業の寮で何棟もの鉄筋コンクリート造の建物があった場所です。
あっという間に更地なってしまいました。
この大掛かりな解体が行われていたことにより、この周辺にいたかなりの数の動物たちは怯え移動してしまいました。
悲しいことに…今回また新たに給餌ポイントの解体が着手されてしまいました。
ここは本当に沢山の子の命を守ってくれ救ってくれた場所です。
一時期給餌継続が困難になりそうになった時には、家主さんに土下座して継続許可をいただいた場所でした。
この給餌ポイントにつきましては日を改めてご報告をしたいと思います。
木造建ての民家などは約一週間で解体されてしまいますので、物凄い勢いで被災地に更地が増えてきています。
年度末の３月末までに解体しなくてはならない建物が多いためか、一部ではありますがとうとう日曜まで作業をするようになってしまいました。
保護をするため、作業がされない静かな日にと思い活動日を日曜日にしているのに、とうとう静かな日が無くなってしまい、一層保護が難しくなってしまいました。
日が暮れてから朝イチで設置した捕獲器を確認していきました。
残念ながら、どれも蓋は開いたままでした。
寒さが厳しい冬は命を落としてしまう子が多いですし、日が経てば日が経つほどに保護が困難になっていますのでこの日も粘ることにしました。
この晩は、眩しいほどの月明かりでした。
大きな大きな満月が寂しい無人の町を照らし、不安な私の心を見守ってくれていました。
2015年2月8日に保護され2016年1月25日に駆け足でお空に行ってお月様になってしまった「アル君 (仮名イクラちゃん) 」が、お友達の"あの子達"を見守ってくれていました。
今までも満月の日は保護できる確率が高いこともあり、この日も保護出来るはずと感じていました。
それでもやっぱり不安だったので、"あの子達"が捕獲器に入ってくれるよう力を貸してと「アル君」にお願いし祈りました。
その祈りが届きました。
既に保護した茶トラの「いぶき君」の兄弟の茶トラさんが残されているのこの場所で
保護することが出来ました。
写真の茶トラさんは入ってくれませんでしたが綺麗なキジトラ姉妹を保護することができました
この子達も「いぶき君」の兄妹と思われます。
怖い思いさせてごめんね。
でも必ず幸せにするから、一緒に帰ろう
◆仮名「みづき (美月) 」 ♀ 推定生後6～8か月 エイズ・白血病共に陰性
・柄ーキジトラ
・瞳ーグリーン＆イエロー
・尻尾ー長くてまっすぐ
保護後、避妊手術・血液検査・検便・駆虫・三種ワクチン接種・爪切りなど済み。
捕獲器で爪を怪我していてかなり出血してしまいました(治療済み)
血液検査の結果ですが、脱水と貧血の数値でしたが出ていましたが問題ない範囲でした。
仮名は「いぶき君」の兄妹なので血の繋がりを表せるよう、名前の最後に「き」をつけることにしました。
この子を保護した日は美しい満月だったので、「みづき (美月)」と名付けました。
◆仮名「はるき (春季) 」 ♀ 推定生後6～8か月 エイズ・白血病共に陰性
・瞳ーグリーン＆イエロー
・尻尾ー長くてまっすぐ
保護後、避妊手術・血液検査・検便・駆虫・三種ワクチン接種・爪切りなど済み。
血液検査の結果ですが、若干肝臓の数値が高かったため念のためお薬を飲むようにしました。
たぶん脱水と緊張からだと思いますので問題ないと思います。
仮名は「いぶき君」の兄妹なので血の繋がりを表せるよう、名前の最後に「き」をつけることにしました。
この子が健やかに春の日差しのような穏やかな子に育ってくれるよう願い、「はるき (春季)」と名付けました。
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保護後、「みづきちゃん」と「はるきちゃん」は、「Hさんご夫妻」が病院に連れていってくださいました。
本当はその日1日お忙しかったので無理だったのですが、ご自宅までお連れすれば翌日病院に連れていくことは出来ると仰ってくださったので、13日午前2時過ぎにはなってしまいましたが「Hさんご夫妻」のご自宅まで伺い、「みづきちゃん」と「はるきちゃん」を託させていただきました。
「Hさんご夫妻」、今回もありがとうございました
保護後食欲旺盛で元気です。
保護してすぐにナデナデさせてくれましたので、人馴れは早いと思います。
今回保護出来ました「みづきちゃん」と「はるきちゃん」は、
「皆さま」が託して下さった「美味しいご飯」で命を繋いでいました。
また「皆さま」がご支援してくださった「心はいつも一緒基金」のお陰で
保護後に十分な医療処置を施してあげられました。
ご支援してくださいました「皆さま」に深く御礼申し上げます。
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【ご報告】 「みづきちゃん」と「はるきちゃん」は、の医療費は79,340円でした。
「心はいつも一緒基金」を使わせていただきました。
ご支援ありがとうございます、心より感謝いたします。
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被災地での給餌保護活動を
2017年3月末で終了いたします。
(尚、2017年3月末以降も、保護っ子さんの里親様探しなどは続けていきます)
詳しくはコチラをご覧ください→★
里親様募集中の子情報は→★
《SOS》活動費のご支援のお願い
活動費、特に保護数が増え医療費がかさんでいますので、ご無理のない範囲でご支援のご協力をしていただければ幸いです。
本年3月末までに全頭保護を目指し保護を全力で進めていますので保護頭数が増えています関係上、現在「医療費」が膨れ上がっています。
保護した子全ての子に十分な医療を受けさせてあげたいので「医療費」を削るわけにはいきませんので、引き続きご無理のない範囲でご支援いただければ幸いです。
*ご支援いただきました「心はいつも一緒基金」に関しましては、こちらのブログにて「収支報告」をしております。
【口座名】 心はいつも一緒基金
●〈ゆうちょ〉 からの振込の場合は
【記号】 10170 【番号】 39358001
●〈他金融機関〉 からの振込の場合は
【店 名】 〇一八 【店 番】 018 【預金種類】 普通預金 【口座番号】 3935800
"あの子達"のために引き続き応援ご支援ご協力を何卒宜しくお願いいたします。
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