25日に駆け足で旅立ってしまった愛しい保護っ子「アル君 (仮名イクラちゃん)」の葬儀が、昨日27日に執り行われました。
出発前…
お兄ちゃん「エド君」が、愛しい弟「アル君 」の肉体にお別れをしていました。
「エド君」は、とても賢く優しい子です。
いま起こっている事を全て理解していると思います。
ごめんね、助けてあげられなくて…
葬儀会場につき火葬前に献花をしました
みんなが持ってきた綺麗なお花に埋もれて…
「アル君」がいい香りに包まれていました。
悲しいけど、兎さんのような可愛いお耳ともお別れです。
葬儀は、平日にも関わらず
ママとパパだけでなく、
保護後2ニャンの里親様が見つかるまでお世話をしてくれていたフォスターホームの自称2ニャンのおばあちゃんことサザエさんこと「シミズさん」
被災動物のために陰ながら走り回って活動している「Mさん」
被災犬の里親になってくださりその後も私達のことを支えてくださっている「●さん」が (みんな仕事を休んで) 参列しました。
「大人数ですね、皆さんはご親戚ですか?」
と、読経してくださったお坊さんが驚かれ、続いて
「アル君は、2歳で亡くなってしまいましたが、これだけの方に想われ見送られて幸せですよ」
と、おっしゃって下さいました。
そのお言葉を頂戴した時、私の心の中を占領していた悲しみの中に喜びが芽生えました。
もし、あの時保護出来ていなかったら…
人が消えた町にいた「アル君」は
生れてきたことを 誰にも喜んでもらえず
命尽き事を 誰にも悲しんでもらえなかったはず
でも…
「アル君」は、保護できママとパパと「エド君」に出逢え生きる喜びを知ることができ
短い猫生ではあったけど、「アル君」は幸せを味わえた
そして…いま
この空のもと多くの方々が、「アル君」のために祈ってくれている
短い猫生ではあったけど幸せだね
葬儀を終え帰宅した「アル君」に寄り添う「エド君」…
心なしか寂しげでした(涙)
保護された場所も日時も年齢も違う2ニャンだけど、本当の兄弟みたいに仲良しだった「アル君」と「エド君」だもん、寂しいよね
でも、「アル君」と「エド君」は、これからも 心はいつも一緒 だよ
「アル君」のママとパパへ
沢山の猫さんがいる中で「アル君」を家族迎え大切に育て愛して下さいまして、ありがとうございました。
これからも「エド君」を宜しくお願い致します。
「シミズさん」へ
あの時、「家に連れておいで」って言ってくれたから「アル君」を保護することが出来ました。
「シミズさん」は「アル君」の命の恩人です、心より感謝しています。
「皆さま」へ
「アル君」を想い、回復を信じ、応援ご支援をして下さいました「皆さま」、ありがとうございました。
「アル君」は、沢山の方に見送って頂き、無事お月様に辿りつくことができたと思います。
今後は、満月の模様が違っているかも知れません。
もしかしたらお餅を盗み食いしている「アル君」がいるかも知れませんので見つけ次第教えてください
最後に