今回も、「シミズさん」が一緒に活動してくれました。

真冬は7時近くまで真っ暗でしたが、いまは4時過ぎると日が昇りはじめます。

 

 

朝陽に照らされた草木が輝いていました。

 


凍りついていた夜露が朝陽を浴びゆっくりと溶けていきます。

そんなぬかるんだ地面には・・・

 


"あの子達"の「生きている証」が残されていました。
寒暖の差が激しくなってきたこともあり給餌ボックス内結露被害多くなってきました

美味しいご飯」が湿気傷んだりカビてしまうので、給餌ボックス清掃・消毒・乾燥を強化しています。

この日は、久しぶりに天気が良かったので数か所の給餌ポイントですが、給餌ボックススノコ洗い天日干しをしました。

 

 


 

 

福島入りする段階で100リッターほど「お水」は持参していますが、必ず途中で足りなくなってしまうので・・・

 

 


途中で給水します。

福島原発20キロ圏内が警戒区域だったころには考えられないほど便利になりました。

ただし今も帰還困難区域では給水所などは一切ありません。

衛生的で綺麗に、安全で美味しく

そう心がけ、皆さまから託していただいた大切な「美味しいご飯」を"あの子達"に届けています。

 

 


今回もこんな沢山の「美味しいご飯」と、届けることが出来ました。

いつも温かいご支援をありがとうございます。
注意給餌用フードの「小袋入り」が不足しております。出来ましたらご支援のご協力を宜しくお願いいたします。詳しくは コチラ  を、ご覧ください。


この日、あの有名な富岡町夜ノ森の「桜のトンネル」が満開となり、週末だったこともあり被災地にも関わらず賑わっていました。

 

 


 

 


 


 


一般人や報道人などが多く見受けられ、無人の被災地が、ここだけが賑わっていました。
 

 

それでも・・・

 

 

 

 

 

ゲートの中は・・・

 

許可がなくては入れない帰還困難区域に咲いている桜は、同じ桜なのに人で賑わっているのは、この「桜のトンネル」周辺だけでした。

他にも春の訪れを感じられる長閑な風景を愛でることが出来ると言うのに・・・

 

 

 


 

 

また、原発事故で人が消えた町で増え続けているこの物体を気にかけた人は何人いたのでしょう・・・

 

 


 

 

この「のぼり」に、何人心を痛めたのでしょうか・・・

 

 

4月12日の線量


 

今回は、3匹猫さんと会えました。

1匹目の猫さんは・・・

 

 

 

この子は、移動中に見つけました。

私達に気づき走って逃げて行ってしまいましたが・・・

 

 

 

移動した先で「へなっ」と崩れるように横になってしまいました。

遠目からしか確認できなかったので、健康状態がどうなのかは分かりませんが、高速道路傍の大きな道路沿いでもあったこともあり、危険とみなし緊急保護試みました

 

 

 

しかし、保護はできませんでした。

あまり体調が良くないように見えたので出来るだけ早く保護してあげたいと思いますが・・・

この場所は、給餌ポイント近くではないのでどこまで出来るのか分かりません。

でも出来るなら保護してあげたいと思います。

 

 

2匹目の猫さんは、残念ながら写真は撮れませんでした。

既にこの日の給餌を終えたポイントに、食べに来てくれていました。

 

 

3匹目の猫さんは・・・

 

 

 

 

 

朝一で洗浄消毒していた給餌ポイントにいました。

お腹が空いてご飯を食べに来たのに何もなく途方に暮れていました。

綺麗なパステル三毛さんでした。

 

 

 

私達に怯え逃げてしまいましたが、この子は、次回より保護を試みます

 

 

 
写真は 原発事故が起き人が消えた町の駅 「夜ノ森駅」。
かつては 多くの人が 通勤通学で賑わったはずであろう 駅。
 
春の訪れによって一時ですが この被災地に集う人々がいました。
人が消えた町に咲く桜を見て 何かを感じたはずです。
 
これを機に この福島を ここで生きている命を 気にかけてもらえれば・・・
復興も前進するのではないのかな などと思いました。

 

・・・・・・・・・ネコ・・・・・・・・・ネコ・・・・・・・・・ネコ・・・・・・・・・

 

 

いつも温かい応援ご支援をありがとうございます。


先週より【朗報】をご報告してまいりましたが、今年に入り、計6ニャンが里親様に迎えていただけました。

この活動は、給餌して終わりでもなく、保護して終わりでもなく、それぞれの命を繋ぎ幸せにしてこそ完結いたします。

活動する人間や時間、そして資金など、限られた中で精一杯活動しております。
全ては命と心のため。
震災後より今現在まで、皆さまの温かい応援とご支援に支えていただいいるからこそ続けてこれたと感謝しております。

これからも、福島原発20キロ圏内で必死に生きている"あの子達"の命を繋ぎ、保護し幸せにしてあげたいと願っています。

 

どうか引き続き応援ご支援を何卒よろしくお願いいたします。
 

 

◆"あの子達(被災動物)"のためのご支援◆ http://raif.exblog.jp←詳しくはこちらをご覧ください給餌をはじめ活動に必用な物資、また、保護っ子さんの医療費や飼育費などのご支援。保護された猫さんの預かりボランティア「フォスターホーム」の募集。などなど・・・頑張って生きている"あの子達"のために、どうかご協力をお願いいたします。◆「里親募集」の保護っ子情報◆http://www.pet-home詳しくはこちらをご覧ください どの子も、無人の町で頑張って生きてきた子達です。今まで頑張ってきた分、これからの猫生は温かいお家で過ごさせてあげたいと願っています。保護っ子さんたちを宜しくお願いいたします。【ご協力お願いいたします私は個人で活動しています。今までは、ご支援を辞退させていただいてましたが、今後もこの活動を続けるにあたり金銭面で限界が来てしまう恐れがあるため、お言葉に甘えてご支援を募らせていただくことにいたしました。ご支援いただきました支援金は、必要物資の購入や交通費などの活動費にあてさせて頂き収支報告は、こちらのブログにていたします。(参考:1回の活動で交通費が約25,000円掛かります)口座名:心はいつも一緒基金ゆうちょから記号:10170番号:39358001<他金融機関からは>店名:〇一八店番:018預金種目:普通預金口座番号935800 
 

*福島・被災地での活動に関するご支援のお願い・里親様募集中の猫さん情報についてはコチラをご覧ください。

 

"あの子達"のために、

応援とご支援ご協力を、何卒宜しくお願い致します。

 

 


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