https://www.asahi.com/sp/articles/ASS3P6KVGS3MPITB00L.html


ドロ研にいつも協力してくれている10代の防災姫の活躍です。
10代が出来る防災対策について、ラジオで紹介した時のことが記事になっています。
『三次市甲奴町の防災姫姉妹のお一人です』

出演されたのは
広島FM  9ジラジ おおくぼしげきさんの番組

私は中高年で、防災魔王のようにアレコレ考えます。しかし、自分で話していて、時代より遅れているなあと思うことが多々あります。

高齢の方からすると、私でも若いのですが、話すより『スマホに緊急時の電話番号をいれてあげる』『ホーム画面にアイコンを置いてあげる』『隣の方に頼んであげる』方が喜ばれます。(人って人の話を7%位しか聞いていないそうです)60分話して7%って4分??と思うと話すのが、、、。

なので、スキルの少ない私が、防災話を延々とするのは無駄だなと思っています。

実は、人前で話すのがあまり好きではありません。

なぜなら、話すより1時間あれば、10人のスマホの操作をしてあげれますから、、、。10人の方のメモ帳にその方のお友達へのメッセージを書いて防災の輪を広げてもらえますから。

実際にググればわかる世代は、そこから避難を見つけていけます。
また、興味がなければググらない選択もされまして、なにかあれば被災されます。自己責任です。
ここは私には覆せない。

ググらない方でも興味のあることはググれます。
たとえば、レストラン情報は見るが、防災についてはググらないというだけなので、いざとなれば情報を手に入れることができます。

例えば、防災情報をまとめて伝えてあげると、防災士でもあり、防災を伝えているはずの人が『ありがとう!私、情報集めるの苦手なの!また、情報ちょうだいね。』と言います。なぜ、、、。

他にも『まとめたパワポある?使わせて!』と、毎回言う方もいます。なぜ、、、。

更に『この前の話したときのパワポ貰っていい?私もそれで話す』もはや、意味がわかりません。

そのような方をフリーライド防災士と呼んでいますが、その方は、まず、すごいですね!まとめ方がうまい!尊敬してます!と言うんです。何かあったら教えてください。手伝って下さいと言うんです。何かあったら丸投げして、講演や目立つ現場で話することをやるタイプの方です。

それ、尊敬してなくて、いいとこ取りしたいだけですよ💧って思うんですがなかなか言えません。

パワポすら作れない人が、無しで話して、聞く人が退屈すぎて、命が失われては元も子もないので、仕方なくあげます。しかし、実は、絶対この先手伝いたくないです。笑

この場合は、お礼ではなく[誉める人が多い][貰えなくなったら悪口をいう]のが特徴です。

逆に、防災の役員になってしまい、本当に困っている方、防災士になって数ヶ月なのに何か頼まれてしまったという場合には、夜を徹してでも(嘘です。最近は1時にコックリコックリ)お手伝いします。

どんどんパワポ使ってください!!と思っています。この場合は、[お礼をずっと言う][翌日もお礼を言う][結果を報告してくださる]というのが多いです。

防災士であっても、なくても、今までに書いた、ググれる力がある方は、車や足で避難できるんです。そこに向かって話しても変わらない。

で、必要なのは、【本気でググれない方】【本気でわからない方】にお伝えすることだと思うんです。当たり前ですよね。

そして、それを伝えても、避難情報は量として多いので、それらを覚えれないお年でもあることが多いのです。

ここに感して、私では、話が上手くない。
伝えきれない。
それで、これらの方の行動を後押しすることが難しい。と感じているのです。

このように、講演したことや防災話をした行為でなく、それで誰が助かるのかというのが重要なので、アリバイ防災や、年度末やっつけ事業講演などは、ちょっとあれかなーと思うんです。

また行政の机上の計画を外注するとしても、また、机上の計画になる。それが県民におりてくる。若い世代の意見が入らず、昭和の防災を少し整えたものの出来上がりで、それを配布して【防災が進まない】と言うのもなんだかなーと思います。

環境悪化してる原因に◯をつけて、明日からできることを「プラスチック製品を買わない」とか、書くことはできますが、それ、もうテレビで知っていて知っているのにやってないことだと思うんですよ。それをいくら書いても人はやらない。それと同じですよ。

これは、今まで防災を細かくし、報道し、仕組みを作ってきた。だからこそ、防災の底辺は周知されてきた。
だから本当のこと、防災士でも探していくのが難しい科学的根拠と証明をわかりやすく伝える力が必要です。
そして、誰もがそれをいつでも再入手できるようにする事が求められているのだと思うです。

それが、令和の防災


激進化する令和の災害に対抗するアイテム
科学的根拠のある使いやすいアイテムでしょう。

ですから、話す時は地形や歴史、過去の災害、なぜそれが起きて、今その原因がどこにどう、どのくらい残っているから危険なのか、その程度のことは調べて話すのが当然だと思います。
有る程度の年代の聴者はそう思うと思います。


しかし、それでは人の行動は変わらない気がしています。防災講座というのは人がこないので、お付き合いで動員された人が聴者です。

うまく話しているふりや、熱弁すること、何かの行動へアプローチすることは出来ても、その時だけで、家に帰ったら何もしない。というのが通例。

これは、何か違う気がします。
気がしてませんか?防災士の、みなさん。

たとえば、防災の話をした後に、5%位の方が話したい、聞いて!と聞いた人が寄ってくるとか、そういう事が、防災話をした後の結果だと思っています。(防災グッズなどで、釣って寄ってくるのは別です)

ちょっとこちらが間違えたり、全然知らない人に話したりすると突っ込まれると同時に、お礼を言われたりする事のもあるので、もしかしたら、防災は、完璧ではない・教授ではない人が一生懸命話すことが大切なのかもしれないとも思います。

しかし、事実もあります。
なんと!!

若い方が話すだけで、人が聞く力はアップする気がしています。今回ご紹介する方も、しっかりしておられて、お話を一生懸命されます。

そして、こういう若者の声が【人の行動を後押し】する声にもなると感じています。

また、この若い世代は、我々が話してきた事、やってきたことの中から、うまくピックアップして要約しています。(昭和から令和の防災の良いところどり)

さらに話すだけでは面白くないので体験する。という仕組みを「必ず」取り入れているのも若い方の特徴です。

考えてみれば、私もお付き合いで行く防災講習、ほとんど聞いてませんから、、、。だって、みなさん、自分の話したいことや付け焼き刃の知識の披露しかしないんですもん。時には情報ソースが私のこともあるので、、、、

砂防の形、いつ、誰が作って、土はどのくらいあって、何ミリの雨で何秒でここまで流れてくるか。
その時家はどうなるか。
家がやばいと保険はどうなる?
仮設はどこに建つ?
自宅に戻る?

だから、タンスはここに変える。誰に頼む?
保険は約款みるのめんどいから担当に聞く。
仮設に入る?保険で借居にする?
考えることはこちらですよね、、、。

それを、防災しましょう!
備えましょう。
備蓄の例はこちら。
なんて話を聞いて、本当にみなさんの役に立ってるのかなと思います。

だって、備蓄してない人、私の周りにほとんどいないですよ💦
もう、みんな、わかってきてます。

そんなことより、それらの話を聞いてる防災士には、人の命を動かす言い方やコミュニケーションより、あそこが悪かった、プリント配るのが遅かった、などのダメ出しをしていることをみます。
あの、いま、それ必要??

もちろん、講師がやっておくべき必須事項だけど、主催者が苦情をいって次に頼まなければいいだけですから。あなたの言葉、講師の耳に入ると思うよ、、、。と、私はおもいます。

そして、それらの行為や課題が、やはり、講師のその活躍を減少させていくのも悲しい💧
講師も人ですから。ある程度、防災士は大したことを話さないのにそこに立っている自覚があると思うので、ドキドキしながら頑張っているのかもしれません。

でも、せっかく、知識とセンスと知恵のある若い人(何歳まで?っていうのは微妙ですが、感覚では、私より若い人、防災関連職じゃない人全てかな)が、寄ってきているときにですね、、、。

若い人の話じゃ抜けてるところからある!と、中高年以上のほうが、時間を多く取り話す方法をとるということも多いこと。(いや、だから若手のワークショップが、できなくなるのよと、私も、一度は言いますよ。一度は。でもこれを言い続けると、お付き合いなくなるので、なかなか、難しいんですよね)

私もですけど、自分の話がうけていないことがわからないのは致命的だと思います。(ほんと、よく、子どもたちに文句言われます。面白くない、長い、あそこ短くていいとかですね。笑 言ってくれてほんとありがたいです。気が付かないですもん。でも、録音したら、確かに眠い)

だから、もっと話すことを吟味して、やり方を変えていくべきだと気がついたわけです。

そう思うのは私の勝手なので、防災士さんそれぞれが信じる道を行けば良いと思います。
しかし、だんだん体力がね、、、。
そして、ちょっと活動が煮詰まることも。

そんな時、だいたいみなさん
若い世代の防災士の力を借りたいと言う。
必要だ!という。

 が、実際に関わると
 ・意見を出しても聞かない
 ・荷物を運んでといわれる
 ・受付してといわれる
 ・小さな子の相手してといわれる

というのも聞きます。
学生さんのボランティアなら受付だけもアリだと思います。

しかし、おじさん!おばさん!一緒に防災士として活動しよう!と言ってくれている10代の防災士さんに振ることではないことをふる人が多いなぁ。と思うんです。(まさか、この次来てほしくないと思ってるのかな)とも思い、次から行かない方がいいかなと思うこともあります。

また、学生ボランティアさんだからといって、荷物を延々と運ぶ場所にいってもらうのも情け無い配置だと思います。防災イベントに関わってもらう価値が、、、。延々と運ぶような荷物は、我々がゆっくりでも運ぶべきだと思います。

我々世代は、パワポをサクサク作れる人が多いです。また、テレビ世代なので、なんとなく人前で話ができる人も多いのです。

だから『防災士になったから、防災の話ができるようになった!教えてあげる!講師してあげる』と、つい、思い込んで、ネットで調べたことをパワポに貼り付け、ググればわかる防災話をしている方も増えてしまったのも悲しい事実です。
AIパワポを手直ししてつかう時代になので、この世代もそのパワポ手作り?古い!と言われるまであと少しの寿命です。

また、防災士なんだから、防災させろ!と、言いたい気持ちを前面に出してしまい、行政の窓口で断られ、町内会に入っていないので断られ、いきなり学校に直談判に行って授業したい!とかいうパターンもあります。
これも若い人を混乱させます。

資金なし、会場費なし、人が集まるアイデアなしなのに、『よし!みんなで一緒にやろう!』『でも、やり方わからん』『先輩防災士に聞こう!』という巡り合わせに乗っかる人もいます。

基本的には、(まず、地域と関わりましょう💧予算はないと思いましょう)(地域と関わらないならば、予算や仲間は自分で捻出しましょう)そうすれば、道が開けます。

で、先輩が話をする現場に呼ばれ、なぜか受付などをして、防災活動した!!気持ちになってしまうパターンにハマりやすくなります。受付時にも

避難時開設の対応通りにやる
それを来た人に伝える
ハプニングなどを起こして体験させる
ことなどは出来るし、提案はできると思います。

人の配置、ここは、我々も頼ってくれる年下の世代に対して気をつけて行動しなくてはならないと思うところでした。

しかし、実情としては、イベントに若手を呼ぶ方もですね、連絡を回し交通費などを考え(中には自腹、中には考えない人も)まあとにかく、クタクタ。

そして、呼ばれる方も仕事を休み、夕食の準備をして、洗濯を干して、できる事があるのか?と思いつつ頑張って来る。

しかし、決められてしつらえられた防災ブースで言われたことをやり、受付をして、こうしたらという若手の意見も言い出せず、、。

あまりいませんが、間際まで返事がないボランティアさんが来てしまい、慌てて配置を変えて、自分のお弁当をあげているという羽目になったり。

遅刻してきた方のぶん、主催者に謝ったり、、。
呼んでいる方もなかなかの懐加減が必要です。

で、果たしてこれは防災活動になったのか??と思いながら「みんなでやったからよかった!」「今日のことがなにかのきっかけになれば!」と、無理に思わざるを得ない。

ほんと、これ、なりますかね、、、。
ビニールでレインコート作って、帰るとします。
貼り付くビニールで雨が体温を奪う中、僕はレインコート作れる!と作り、お兄ちゃんすごい!これで助かるね。と、弟と避難するお兄ちゃんがいたら、ちょっと足を滑らせて動けなくなったとき、体温を奪うビニール袋レインコートか、本当のレインコートかで、命が左右さへるかももしれませんよね。
これ、教えた防災士は責任ないんですかね。
主催防災士に言われて、そのままブースで指導した防災士には責任ないんですかね。(火事対策で、怪しい消化器紹介するブースだとしたらそのまま紹介します?聞きませんか?調べませんか?怪しかったら子どもに伝えるの中止にしませんか?)

イベントに参加したい人や、した人、話を聴く方の命を守る為の行動を促すのが防災です。
さて、防災士の、ハードルをかなり上げたところで、物価高、感染症、この中でですね、正直、中高年以上の方の思考だけでは実現していくのは難しい。

これ事実。事実です。

年をとると、ラインやメールを秒で送れないから、何時にどこで集合で駐車位置はここ。という連絡だけでも何時間もかかるわけです。

ここで『手伝いましょうか』という声に、うまくのっかれないのも大人。日本人。

又は、のっかって人にやらせて、手柄を自分のものにする人がいるわけなんです。

【手伝ってもらうスキル】受援力も課題。

中には仲良くやっておられる方もおられる。
歳を重ねられた才覚ですね。
本来はその才覚がある防災士さんも、中高年には多いはずなんですがね。

防災はボランティア。
町の役職を兼任している人が多い。
なので、気がつけば来週イベントだ!と、言う事が多く、防災士さんがそこまでいきつかないんです。

理由は、手配に忙しい。これにつきます。

さらに、当日、臨機応変に指示を出し変更していくスキルが減っている。脳の回転力が減っている事だとも思います。
これめっちゃ感じてます。

更に、前日準備、イベント会場に着くまでに、かなりの疲労がたまる年頃。
着いてからのパフォーマンスが落ちるんですね。
歌手が、自分で運転して機材を運び、会場設営してから歌うようなもんですかね。

さらに、主催者側が【防災士は無料で命のためにやってくれる良い人たちのグループ】だと、勝手に勘違いしておられることもあります。辛

善意のグループなんですが、疲労がたまる人間です。人手が1人でも多い方がいいです。笑

そして、中には(ほとんど)防災ブースさえ設置してうまいことやってくれたら、それでいいという代理店のような考え方をしてしまうイベント主催者もいます。てか、多いです。

時には、【防災士がやるイベントに1ブースを出してと頼まれた場合も、主催防災士自体が、こちらに対して、【無料でやって片付けて帰る】のが当然だと思っている事もあります。

【防災士も人間です。悲しいです。】

多分これは、災害支援のイメージで「防災ボランティアは、無料でやり、立つ鳥跡を濁さずだろう」というのがあるんでしょうね。

時には、他のブースには何万円も払っていた!防災ブースは無料!!というパターンとあり、無料だから、毎年頼むという代理店もいました💦

もう、笑いが出ますよね。

学生ボランティアは無料だからという防災士さんもいます。いや、交通費くらい出さないとお小遣い?
でくるの?学校経由でしょう。気の毒すぎる。

逆に、え!交通費出なくなるの?じゃ、行かない!という防災士さんもいました。これも驚き。今までなんで交通費でてたのか、誰か時間を使ってのか考えてみてほしいですね。

本来は、
無料でいい。
ボランティアでいい。
みんな、そう思っています。
だけど、その上になんでもやってくれる。やりたいはずだからやらせよう。言ったらやるんじゃない?
というのは、悲しいんですよね。

それらの流れも踏まえて、今一度、防災を地域に根付かせていくために、もっともっと、若い世代のお話を皆で聞く機会を作っていく必要があるのではないかと思います。

パソコンに長けた中高年は、その地域の地形とインフラから避難を検討できます。
付け加えるべき地域独特の避難。
これを、デジタル化して伝えていけると思います。

さらに、さらに、
様々な資格を持った熟練の方も多いのです。
技術と社会で学んだインフラ整備などについてお伝えできる人も多いと思います。
なんで、水道はすぐ直らないか。
電気の復旧の方法は?とかですよね。
温暖化だから避難するのではなく。

また、体力や病気、体の手入れや介護の避難についても詳しい世代です。

そして、そこに、過去の歴史を知る人。
生きている長老の意見を足していくべきだと思っています。

それらを、人の動きをみることに長けた高齢の防災士さんたちがまとめて、行政と繋ぎ、若い世代を行政に紹介していくことで、来年、再来年と続いていくことが大切かなと。

しかし、高齢の防災士さんたちには、仲の良い悪いがあって、なんと!!紹介し合う姿は少ない。難しい。

世代が下の我々は難しく感じます。

また、行政からは報酬も出るので、若手を紹介するというのがなかなか進まないのかなと思う事があります。

なので、私は行政の依頼時の報酬は寄付するか、余程でないと引き受けないで、他の年下の方を紹介することにしています。スキル不足の場合には手伝いますし、スキルのある方のところに一緒に勉強にいき巣立ってもらいます。

ただ、
防災講習に必要なのは、講師ではなくて‼️

ファシリテーターであるという事実があります。

防災士のみなさんも、ここ、気がついておられると思います。

それぞれが違う環境からのワークショップ。
防災や避難に不満を持って生活をしている方が多いので、ファシリテーターはとても重要です。

防災は1人の講師だけにやらせることが根付いていて、DIGとか全テーブルに得心させ、自宅に戻ってその話をする確率は低いと思いますし、地域の防災士にも、伝えにくいのではないかと思います。

ぜひ、講師から要求して、講師側の補助員やファシリテーターを加える文化に変えていきたいです。

これがないと話をまとめたい講師としては、、、
最後にわちゃわちゃになった会場にむかって
あとは、皆さんで考えてください!
と言って去るしかなくなります。
これ、無責任💦すぎませんか、、、。

また、これは
講師によって意見が違う
体系化されない
という課題を抱え続けていくことの解消にも繋がります。

町の陰では、本気で頑張りたい町の若手たちが、苦労しているんです。
だから力を入れるのはこっち。

先日、折れてしまいそうな行政対応をされながら、何年もかけて頑張っていた友人の話を聞きました。

私も、頭を下げて回ったり、お願いしたり、自分で資金を用意し、人を集めてやってきました。

本当に「防災は修行」だと思ってきたのです。

だから、苦労しなくていい部分を苦労させないように、もっとうまく人をお繋ぎして、その後の様子を知る必要があった。そこに時間を使うんだった。と思って反省しています。

【自分で考え、行動していける人は町の宝です】

同じことを頼んでも、行政と仲良くしている高齢の防災士が頼めばすぐ進む話が、若手の防災の地域デビューの防災活動の際には、冷たくたらい回しする担当者もいます。

私の1番嫌いな忖度です。

若手だって、町内会役員で、PTAで、ただ、町の安全を守る防災をしている。

わかりやすく
楽しく

伝えたいだけなんです。
先輩防災士と一緒にやりたいのです。

でも、先輩防災士が、あれはだめ、これはダメ、行政は動かないと言うと、できなくなる事が多く頭打ちされています。

でも、若手は何度も行政に頭を下げにいけるんです。だから、自主防ではなく別ルートでいっちゃう。

わかりやすく
楽しく
防災をするために、行政にアクションするんです。

ここで壁が厚く辞める人続出。
壁は地域と行政と防災士の先輩。

防災って、こんなにしんどいんですかね、、、。
と言われます。

でも、行政と仲良しの防災士が話をすると、すぐ動く事が多いんです。

ハァ、、、。なんだそれ。
じゃ、ずっとその人と防災したら??
と、思いますよね。

ま、それは人なので仕方ないですが、、。

で、ここです!
課題なのはここ!!

それを、『あの人が言えば、行政が動く!すごい!』と思う文化。次も進めるためには、あの人に頼もう!と若手は思っちゃいけない。

ここで、若手の紹介をせずにイベントの手柄をあの人が獲得するので、若手も、あの人に頼まないとできなくなるんです。
さらに、また、あの人が言えば行政が動く。たのもう。の繰り返しになるんですよね。

そこ、もう、やめてほしいです。
誰もが、行政と共に、防災をしていけるようにしなくてはなりません。行政もあの人に言えば若手がついてくると勘違いしますから、、、。

そして、頼む県民も、市民も、町民も

防災士になった!
なんかしてあげる!してあげたい!
てか、しないとやばいよ。うちの町!
私、手伝う!
町でしたい!!
なんかしたい!やろう!
これを思うと思います。

でも、ちょっと待って。

そのまま、独自に進むには、資金とボランティア人員が必要です。

ここが、必須です。
これができないと、野良防災士の始まりです。

まず、防災は、自主防や町内会へ属し、そこから行政と、繋がる努力をしなくてはなりません。(冷たいのですが、自主防や町内会単位の防災活動以外の個人単位の活動を応援する義理は社会にはないのです。自費ならどうぞ!!の世界です。)ごみ収集システムがあるのに、「ゴミをキレイにしましょう!役所に直談判に行きましょう」という個人活動は、相手にしないのと同じです。


このように防災活動に様々なかべがあります。
なぜか、その垣根をうまく壊せるのが10代です。
垣根、すぐ、乗り越えてきます。

しかも、この記事を見ると、コンパクトにわかりやすく、できることをいっているのかと!!

こんなことを思いつつ、生きている私でも、姫たちは、遠慮して思っていること全部を話せてなかった時があるだろうかと反省いたしました。笑

若い世代の意見や活躍の場をと思う毎日です。

裏方で支えていかねばと思う今日この頃に、良い活動と記事を拝見しました。
ご活躍、ありがとうございます。