環境省のサイトから
地球温暖化が進行し気象現象がどのような影響をもたらすか評価
読まなくても確実に山や河川、雨水の流れるマンホールの上にいる人、湾岸、海の近くにいる方、平地でも他より低い位置、学校や仕事でそれらを通過する人は、今より数倍被害リスクがあるのはわかりますよね、、。
では、見てみましょう。
↓
温暖化等の環境が悪くなっているといわれる状態の日本へ、過去におきた台風と同じ状態で起こる場合
(みなくても悪くなるのはわかる)
🟡台風が、より発達した状態で上陸
🟡中心気圧が、実際の台風に比べ低下する
⚠️降水量が増加
⚠️河川での氾濫のリスクが高まる
風害や沿岸や河川の河口付近で
[高潮]による浸水リスクが高まる
パンフレット↓
https://www.env.go.jp/content/000147982.pdf
難しいですかね。
時間がない方には読めにくいボリュームかな。
少しピンと来ないですね。
4度上昇したら、どうなるか。
具体的に自分の家の上に来る豪雨の数
これが3倍になると聞けばピンとくるのか。
この先になると思いますが、自宅の住所を入れてシュミレーションできるようになると、ピンと来るようになるかもしれませんね。
ショックもありますけど。住宅販売に響きそう。
もう少し読める方は↓荒川、多摩川にも言及
例えば、(環境省サイトから引用)
令和元年東日本台風による被害が大きかった8水系(荒川、多摩川、利根川、千曲川(信濃川)、那珂川、久慈川、阿武隈川、鳴瀬川(吉田川))を対象として、各水系の基準地点について、その上流域に降った雨(流域平均降水量)と河川災害リスクを見る一つの指標であるピーク流量(最大流量)を算出しました。その結果、地球温暖化が進行した場合を想定した2℃上昇シナリオでは、平均して10%(3~16%)、4℃上昇シナリオでは、平均して23%(14~34%)増加する結果となりました。また、4℃上昇シナリオでは、特に影響を受けた8水系のうち、5水系で長期的な河川整備の目標である河川整備基本方針の流量を上回る予測
だそうです。
簡単に、書いてある文を抜き出すと
将来の気候変動下で同様の台風が発生した場合には、浸水被害が発生する地域がさらに広がり、浸水の経験の少ない地域でも発生する可能性が高まる。
今までに聞いたフレーズではあります。
水害被害経験の少ない地域って??
さて、どこでしょう?
ハザードマップのイエローの外側でしょうか。
これもわかりにくいですね。
工事して砂防や防波堤、堤防があるから今の被害が出ていないだけで、そもそも、被害があったから、起こるからそこに「整備」が行われている。
コンクリートに囲まれた町は、すでに危ない所であるわけです。
そして、私個人は、高潮に注目しています。
高潮による大阪湾の潮位の変化(最大潮位偏差)について、地球温暖化が進行した場合を想定したシナリオ
現在気候に比べ、2℃上昇シナリオでは平均27.5% (-51.7~127.6%)
4℃上昇シナリオでは平均23.0%(-27.4~281.6%)上昇する結果となりました。
これは、台風の中心気圧が低下し、風速が増加したことにより、吸い上げ効果及び吹き寄せ効果 が強まったことが主な要因と考えられます。
平成30年台風第21号では、大阪湾でのこれまでの最高潮位を更新したものの、市街地への浸水は発生しませんでした。一方で、将来の気候変動下で同様の台風が発生した場合には、最大潮位の増加により、高潮の被害を発生させる可能性が示唆されました。
って書いてあります。
被害を発生させる
ここまでわかっているのです。
ですから、響く防災の継続!
ここが大切。
このような難しい文章を翻訳して!
『伝える力』をもつ人に伝えていく。
この先も自分の身は自分で守る意識が大切。
社会が高齢化していきますから、現役世代は、高齢化した自分達を守るコミュニティを形成することが必要ですね。今の高齢者さん達のように、手厚い介護や、施設入居はできないかもしれません。