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愛され姿勢づくりの専門家・みちのえみこ オフィシャルブログ

恵比寿の姿勢美人のここだけの話。姿勢科学に基づくからだの話、
日常のできごとや気づき、などを綴ります。

会社員時代、基本的にほとんど風邪もひかず
健康体だった私に年に1回か2回、
やってくる症状があった。

のどの奥に
飴玉がつまってるみたいな感じがして、
ものが飲み込みにくくなる。

何度か、耳鼻科や内科で
見てもらったことがあるけど、
何もない、気のせい、と言われた。

たしかになんかある感じが
するんだけどなあー、
と自分では思うんだけど、
医者が何もない、と言う以上、
病気ではないらしいから、
やり過ごすしかなかった。
 

あとになって、
それはヒステリー球
と言われるものだったらしいことがわかった。
自律神経失調症と診断された友人の
体験談の中に出て来て、
「あ、同じやつだ!」と思った。
 
いつも一番仕事が大変な時に起こっていたので、
あれは交感神経が過度に働きすぎた状態
だったんだなー、
と今ならわかる。

簡単に言えば、車にたとえると、
交感神経はアクセル、
副交感神経はブレーキ。

仕事をするのってある意味戦闘モードだから、
交感神経というアクセルを
踏みっぱなしにしてしまっていたら、
そんなことも起こることがある。
 
 
2020年最初の緊急事態宣言のあと、
東京のオフィスワーカーのほとんどは
急激に、在宅で仕事をする働き方に変わった。

その時思ったのは、
通勤時間がなくなったことで、
勤務時間が長くなっているだろうな、
ということ。
終電を帰る理由にできなくなった。
際限なく働ける状態になって、
残業時間が増えた人もいるはず。
24時間の中で座っている時間が増えて、
歩く時間が激減する。
体の異常を感じる人が増える。
 

……残念ながら、そういう悪い予想は
大抵当たるもので、
この二年間、すごくひどい腰痛や体の不調で
姿勢ケアに駆け込んでくる人が増えた。
ほとんどが、働く時間が長くなった人たち。
 

そして。
先日、たくさん働いて、
体の調子がおかしくなって、
今仕事を休んでいる、という人が
姿勢の講座に来た。
 
あちこちの病院で
いろいろ調べたけど特に原因がわからなくて、
結局心療内科に行くことになって
薬ももらったけど、
ストレスだけの問題ではないと思った。
そんな時にチラシを見て、
姿勢かもしれない、と思って、来た。
話を聞いて、やっぱりそうだ、と思った。
……と話してくれた。 
 
  
そうだった。

私はこういう人に、
姿勢のことを伝えたい、
体のことを知ってもらいたい、
と思ってたんだった。

ちゃんと調べてみないと
姿勢の問題かどうかはまだわからない。
だけど、自分の体のことがわからないのは
ただ不安になるだけ。
病気じゃないだろうか、
原因はなんなんだろう、
と気になってしかたなくなる。
 

だから、
体のつくりとしくみがわかることで
安心は増やせる。
心に余裕が生まれる。 
常に体を快適な状態に保つ工夫が
できるようになる。


体を知ることは、
自分自身を知ることでもあり、
自分と向き合うこと。

私は、体のことを知りたい、と思っている人、
自分の体の状態がわからなくて
不安を感じている人に、
体の本当のことを伝えたい。

体って正常なら本当は
もっと軽くて楽なハズなのに、
その状態を忘れてしまうくらい、
たくさんがまんして、
そういうものなんだ、
と受け入れてしまっている人に。

案外、胸の中にあるつかえやもやもやは、
体のことがわかるだけで、いつの間にか
消えてしまうことがある。

体のことがわかるだけで、
見たい未来が見えるように
なってくるから。


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