人の体には、
知られざる秘密が
まだまだたくさんあります。
姿勢科学の分野で
10年近く学びを続けていますが、
昨日も、毎月参加している
定期研修の中で、
「人の体は実によくできているな〜」
と感嘆するような気付きが
ありました。
本当に、人の体のことは、
奥深く、興味深いです。
今年は、新型感染症という
思いがけない存在により
オリンピックが延期になったり、
海外だけでなく
国内でも行き来がままならないような
ことが起きて、
年の初めには予想もしなかったことが
起こりました。
健康であることの大切さ、
予防の大切さ、
免疫力、あるいは
自然治癒力の大切さ、
を考える機会も多かったですね。
2年前に「日本人はお酒に弱い体に
進化してきた」、という研究の記事を
見ていたのですが、
最近偶然、その記事を再び見つけて、
アメリカやヨーロッパと
アジアの感染症の死亡者数が違うのって
やっぱり遺伝子的な違いなのかなあ、
と想像したりしています。
私の専門はあくまで姿勢科学であり、
遺伝子とか感染症は専門外ですが、
体の不思議として
いろいろ想像しては、
そういうのが当たってたら
おもしろいな、
とミステリー小説の犯人を
予想するみたいな感覚でいます。
私自身、お酒に弱く、
味は好きだけど残念ながら
量が飲めません。
薬に作用と副作用があるように、
お酒に弱い、という
一見弱みのようなことが
病気の感染を防ぐような
大きなメリットをもっている、
と考えられる、というのも、
人の体のおもしろいところです。
姿勢のことで言えば、
膝が痛いのは、
膝そのものが悪いのではなく、
姿勢が悪いのであって、
膝は傾いた体を支えて
立ったり歩いたりために
頑張ってくれているところ
だったりするわけです。
痛むところを憎むのは筋違いで、
むしろ愛すべき存在とみる。
なんだか哲学めいてきましたが、
人の体にはやはり
さまざまな不思議や
おもしろさがあるな、
と思います。
参考記事ーーーーーーーーーーーー
日本人は酒に弱くなるように“進化”…「下戸遺伝子」の研究者が語る“弱い方がいい理由”
2018年5月7日 FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/articles/-/6511
飲みたくなるのは“進化の宿命”!?酒の知られざる真実
2020年1月31日 Nスペプラス
https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20200127/index.html
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