緊急事態宣言も解除され、
少しずつ外出する機会も
増えていることと思います。
元気にお過ごしですか?
姿勢調整師として
日々お客様や地域の皆様の
健康に向き合う立場として、
実は今、私たちの前には、
新型コロナウィルス感染症以外に
いろんな健康問題がある、
と感じています。
今日から数回に分けて
今、誰もが気にしてほしい
健康問題について、
お伝えします。
★★熱中症に注意★★
6月1日~7日までの一週間で、
日本国内で熱中症で
救急搬送された人の数が、
1000人を越えました。
「熱中症」は、
高温多湿な環境に
長くいることで、
徐々に体内の水分や塩分の
バランスが崩れ、
体温調節機能が
うまく働かなくなり、
体内に熱がこもった状態を指します。
(厚生労働省の資料より。)
熱中症の症状は、
こんな症状です。
めまい、立ちくらみ、
手足のしびれ、
筋肉のこむら返り、
気分が悪い
頭痛、吐き気、嘔吐、
倦怠感、虚脱感
こういう症状って、
「このくらいなら
ちょっと我慢しちゃう」
「こんな症状、よくあるけど」
と思う人もいると思います。
本当にちょっとした症状
のようなんですが、
これらが熱中症の症状、
ということを
まず知っておいてください。
熱中症に高齢者が多いのは、
体力の低下も
もちろんありますが、
我慢してしまったり、
変な意地やこだわりで
空調を使わなかったり、
ということがあるから
ともいわれます。
また、子どもの場合は、
何が正常で何が異常かを
自分で感じたり訴えたり
できないことがあります。
周囲の大人が
よく様子を観察して
気づいてあげることが必要です。
例年、7月以降の夏の最盛期に
最も熱中症になる人が増えますが、
実は5月から徐々に
熱中症になる人は増え始めます。
今で1000人なら、
7月以降は5~10倍とすると、
5000~10000人になるかもしれず、
恐ろしい数字だと感じています。
熱中症には、
人間なら誰でも、
何度でもなる可能性が
あります。
年齢、性別、職業、
体格など関係なく、
誰でも油断は禁物、
という意味です。
今は、温度や湿度の変化に
体が慣れていない時期です。
長い外出自粛生活で
体力も低下しています。
マスクをつけて
過ごす時間が長く、
体温の管理が
自然にはしにくい状態です。
一時間にコップ1杯の
水を飲む。
(塩分も一緒だと
吸収率が上がります)
栄養をしっかりとる。
無理せず休息する。
など、健康を保つのに
基本的なことを
行っていきましょう。
そして、実は、
一番大切なことは、
「今の自分の体の状態を、
常に感じてみること」
です。
いろんなことを
我慢したり、
後回しにしていると、
体で感じていることを
無視してしまうことがあります。
鈍感でいる自分を
よしとしてしまうことがあります。
社会で集団の中で過ごすうちに、
そういうことが必要で、
そういう自分でいるクセが
ついてしまうことも
あると思います。
ですが、今は、
どうぞ自分の体の変化に
敏感であってください。
正常時の自分を
感じておいてください。
自分の体の不調のサインを
見逃さずに
自分で自分の体を守って
元気に過ごしていきましょう。
by 熱中症予防声かけプロジェクト
ご参考)
東京都姿勢調整師会 オフィシャルブログ
厚生労働省・環境省 新しい生活様式における熱中症予防行動
自分の体のことを知る時間、
おすすめです。
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