地球の裏側 南米チリ | 旅・あらゆるもの

地球の裏側 南米チリ

道ひろく春山絶えず正面に     ますみ
            


本日は 重い話題です。


作曲家、都倉俊一は 1971年の春 大学卒業間近に、
南米チリの音楽祭に招待され
生まれて初めての南半球へと旅立った。

サンディエゴから100キロ北西に行った海辺の保養地 
「ヴィニア・デル・マル」
一週間にわたって開かれる野外ホールでの音楽祭。
その中での3日間は 世界各国からのエントリー作品が毎日演奏され、
審査員と聴衆の投票で入選曲が決まる。
日本からのエントリー歌手は由美かおる。
   (第3位に入賞)

この音楽祭には、ビクトル・ハラ という 
シンガー・ソングライター がゲストで招かれていた。

その後、チリは、73年にクーデターが起こり、
アジェンデ大統領の信奉者である、ビクトル・ハラは逮捕され、
四日間にわたり拷問を受け、ギターが弾けないよう、手が砕かれた。
それでも、彼は人民連合を讃える歌『ベンセレーモス(我々は勝利する)』を歌い、
遂には 背後から撃ち込まれた銃弾で絶命。・・とされている。
       (複数の説があり)

週刊新潮の 都倉俊一のコラム。「マイ・フレーズ」 で
この話を知った私は、
ビクトル・ハラのギターと歌を聴きたい
いや、聴かなければ と思った。

昨夜遅く帰宅し、名を検索して その量の多さに驚いた。

「地球の裏側」
私には知らないこと(知らなければいけないこと)が多すぎる。

Victor Jara











都倉俊一が当時感じたという 「胸に迫る音楽」を聴きいているうちに、
ブログに書きたい ではなくて、書かなければ と思い
今朝 早起きして、記事を作成。

地球の裏側 に思いを馳せながら 私の1日がこれから始まる。
睡眠時間 3時間。 不思議と疲れはない。
(今のところ)