おとといのブログを書いていた時に、それに触発されて、「今思えばアスペっぽいこなー」っていう子供のころの記憶を思い出した。

 

 

 

 

 

数学は暗記じゃない

高校生の時、急に数学ができなくなったことがある。

 

確か、三角関数だったかな?

その時の先生が、

「数学は暗記じゃない。暗記しちゃだめだ。」

というようなことを言った。

 

「公式や演習問題の回答手順の丸暗記をしても、その意味を理解しないと応用が利かないよ。」

というようなことを先生は言いたかったのだと思う。

 

 

 

それを聞いた当時の僕は、

 

「記憶はしないけど理解する」ってどういうことなのか?

今まで何も疑問に思わずに記憶していたけど、九九って暗記にならないのか?

というか、そもそもの前提条件みたいなもの(定義)を記憶せずに理解するってどうやれば良いのか?

という禅問答に陥ってしまった。

 

苦悩の末に、僕はとりあえず、

「記憶がしてしまわないように宿題はできるだけ授業の内容を忘れた頃(期限ぎりぎり)にやろう」

「記憶の定着を避けるため、必須でない宿題はやらないようにしよう」

という決断をした。

 

しばらくすると、僕は全く理解が追いつかない状況になっていた。

 

「きっと数学ができる人は、問題を読んだら空から舞い降りてくるようにアイデアが浮かんでくんだろうけど、僕にはそれがないんだ。」

いつしか、そう思うようになった。

 

 

 

以来、僕は数学が苦手で、それは今でも変わらない。