認知症の母の初期のころの話です。
認知症だと思われる。
いろいろ調べてみると、サービスを受けるためには認知症の診断が必要だとわかる。
そのためには、認知症と思われる人をまずは病院に連れて行かなくてはいけない。
でも、本人は頑として拒否する。
そんなことが周りでも聞かれるようになりました。
うちもそうでした。
身体が元気なので病院にも行っていなくて、まず、認知症外来のある病院に連れて行くのが大変でした。でも、健康に気を付けていた母なので、健康診断と言って病院に連れて行きました。
そこでは、先生が時間を取ってゆっくり話をよく聞いてくださり、母も先生を味方だと思ってくれたので、
大きな病院での血液検査やMRIやCTや認知症であるという最終決定まで無事にすることができました。
結果、アルツハイマー病であると告げられました。
それを聞いた母は、納得していました。
たぶん母の母も認知症だったのと、ひとりでできないことが増えてきていることを不安に思っていたんだと思います。
一人暮らしだったせいもあり、もともと料理はあまりしていませんでしたが、ガスの元栓を閉め、ガス台を使わないように物をのせていました。火事を出すことを恐れていたんだと思います。
それから、薬(アリセプト)が処方されました。
しかし、物を忘れるのが得意な認知症にとって薬を飲むというのは大変難しいことでした。
毎朝電話して、「薬飲んだ?」と聞いても「飲んだか飲んでないか覚えてない」。そりゃそうだ。認知症なんだから。
そこで、薬に日付けを書いておくのですが今日が何日かわからない。
そこで日付けのわかるものを購入したけど、時間なんかも表示されてしまうのでどれが日付けかわからない・・・
毎日が試行錯誤の状態でした。
続く・・・
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