朗読と翼 | 今を生きる 自分を生きる

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うたたねの樹ここの
活動のお知らせや
日々のあれこれ綴ります

以前にも書きましたとおり

私は 私の声がきらいでした。

 

細くて張りがなくて届かない声

 

だから子どものころから

人前で話すのが苦手で

恐怖にさえ感じていました。

 

それでも表現することはとても好きなので

なんとか声を必要としないことばかり

選んできました。

 

十代の終りにダンスを始めて

何年かして、指導する立場となって

そうすると、何かと大きな声を出さねばならなくて

 

いやでしたねぇ・・・

自分は自由に踊りたいだけなのに

どうしてこんなこと、と思っていましたねぇ


とはいえ、ダンスが好きだったので

講師の仕事も好きでした。

 

 

それから紆余曲折ありまして

楽しいことも

そうでないことも

七転八倒も

あれもこれも

いい経験と思えるようになり

あれほどきらいだった自分の声にも

少し光を見いだせるようになった頃

朗読と出会いました。

 

声というものの出どころ

声を発するということ

自分自身の在り方

 

これまで動かしたことのなかった脳の部分を

ここへきて初めて動かしているかのような

身も心も震えるほどの

ひらめき、衝動、

すべて想像を超えた体験を伴う

“朗読”はエクササイズのようです。

 

先日、私の朗読の先生

大島みのりさんの主宰される

「声の彩葉」の朗読会に

参加させていただきました。

 

この朗読会への稽古で

構えすぎて道を見失ってしまう私を

しっかりと導いてくださった

みのり先生

 

すべてお見通しな みのり先生


朗読という世界を通して

大きな気づきに導いてくださる

みのり先生との出会いは

自分にとって大切なものは何か を

あらためて確信させてくれました。

 

今、私は

声を発することを恐れない

 

きっと、もっともっと変わっていくと

感じています。

 

この背なかの翼のように

見えないけれど大きく広がっていくのです。

 

ありがとうございます。



アハッ

 

 

声の彩葉 大島みのりさんのブログ

https://ameblo.jp/roudoku-serapi/