1/9は七赤中宮です。

七赤金星は悦びの星。

悦ぶことの七赤金星と脳の九紫火星は相剋の関係です。

さて、人を悦ばせようと思えば、色々考えますが、どうでしょうか?

一生懸命考えてくれた物や事が本当に本人が欲っしている物や事かどうか、というのはかなり難しい確率にならないかなと思います。

一番いいのは、何がして欲しい?何が欲しい?と聞いてもらうことではないでしょうか?

こちらがどんなに"頭"を使って考えるより、相手に聞くことが確実。

また、ものすごく美味しいものを食べると、満たされた気持ちになるように思います。

自分を悦ばせたことになるようにも思います。

でも本当でしょうか?

本当に空腹の時の食事は美味しいと感じるのは正しい感覚ですが、お腹が空いていないのに美味しいものは別腹、みたいに食べてしまうことは、体にとって本当に体が悦ぶ行為でしょうか?

体の声は運動量の分しか必要ないと言っているかもしれないし、もっと食物繊維が欲しいと言っているかもしれない。
でも入ってくる食物が糖分ばかりだと、本当に体が欲しているもので、それを満たして体を悦ばせたことになるのかどうか。

欲しいと思っているのは自分の"脳"だけで、本当に体は欲していないのでは?という疑問。

脳は、経験や見聞きした情報によって、必ずしも正しく作動しているとは言えない、ということは多々言われていること。

私が受講して学んだ話しでも、赤い外車が高速道路で事故を起こした、と聞いたら、若い男性がものすごいスピードを出して運転していたと思い込む人が多いのでは?というような話しがあります。

欲しいものを相手に聞く。
体に聞く。

実際に言葉に出して聞かなくても、相手の立場に立って知ろうと考えることは、自分にとって大事な習慣をもたらしてくれるとも言えると思います。

誰かや自分の体を悦ばせるためなどに、相手の考え、思いをよく"見ようとする"習慣は、チャンスを"見つける"、という習慣につながると思えるから。

だから七赤金星は悦ばせることで、悦びが入ってくる星。

人や自分以外の何かを悦ばせることで、自分は学ばせてもらい、成長させてもらえる。

自分以外を悦ばせることはちょっと納得がいかないような理不尽なようなケースもあるかもしれないけれど、全然損なんてしていなくて、むしろそこから得られるものの価値は、時間が経てば経つほど自分を無限に豊かにしてくれるものとも言える。

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