動物病院で見た光景 | happy92のブログ

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インコを飼い始めて間もない頃の

動物病院でのできごと

 

受付に来られた男性の手元には

今にも息が途切れそうだと思われる

小さな鳥がタオルにくるまれていました

深刻な面持ちで言葉を詰まらせながら

獣医の先生とお話されています

処置後にインコの病状が更に悪化したようでした

 

「妻はこれ以上何もしないで欲しいと言っており

今は話せる状況ではないので車で待っています」

 

そんなお話をされているのが聞こえてきました

 

その頃の私は気軽な気持ちでインコを飼い始めて

深刻な状況を迎えた経験がなかったため

今思えば本当に申し訳ないのですが

男性と獣医さんとのやりとりが

不思議なコントを見てるように思えたりもして

鳥でもそこまで深刻になるのか~無気力

と正直驚きました

 

今、インコを飼い始めて3年が経ちましたが

あのときの男性の気持ちがわかってきました

 

毎日家族が仕事や学校から家に帰るたび

自転車の音を聞きつけて

「ピピピピ!」と喜んで大騒ぎなセキセイのハク

さぁ飼い主と遊んでやろうかと羽を伸ばすアキクサ

インコのいない生活なんて考えられません

 

愛鳥がしんどそうにしていたりケガをすると

このまま死んでしまうのではないかと

不安に陥ります

うちにきて幸せだったと思ってもらえるように

これからも長く一緒に暮らしていきたいです