とものもと -3ページ目

本田のFKは偶然か、必然か

本田がCL決勝トーナメントという大舞台で、
とんでもないFKを見せた。

右30m超えの位置で掴んだFKのチャンス。
本田はボールをセットすると、迷いなく助走に入る。
ドライブがかかった強烈な弾道で名手パロップの手をはじきゴールに吸い込まれる。

無回転だ
ホップした
ブレ球だ
奇跡だ
パロップのミスだ

と色々と各方面では捉え方が違うようだ。

まず、無回転ではなかった。
ドライブ回転で落とすという表現も若干違うのかもしれない。
野球のフォークのように回転を減らすことで、球を落としていたように見える。

そしてパロップのミスでもない。
最初は頭の上くらいに来るであろうボールをパンチングしようとしたのだろう。
しかし、ボールは直前でストンと落ち、胸辺りに来ている。
パンチングからキャッチングに行こうと迷ったところ、
既にボールが届いていたという感じで、
とっさに腕だけは下げたものの、弾き切れずゴールインしてしまったというところか。
頭上に来たのなら、パンチングできたろうし、胸に一直線なら、いずれにしろ防げたはずだ。
しかし、あのボールは取れない。
10回同じところにボールが来ても9回は入るだろう。
パロップの反応速度をボールスピードがはるかに超えて変化してしまうと、
正確なセーブはできない。

では、本田はもう一度あのFKを蹴れるかという点。
こちらは無理だと思う。
もちろん、もっと強烈なFKだったり、カーブ、無回転だったり、
あれを超えるFKはあるのかもしれない。
しかし、あの場面の再現はできないだろう。
それくらい強烈で、条件のいる状況で放たれたものだった。

もう少し正面じゃなければパロップも迷わず手を出せただろう。

本田の奇跡のFKであり、奇跡のFKだからこそ入る必然のゴールだったと僕は思う。

PK論議

審判団から誤審だったとの報道がにぎわっていますね。

ニュースでも当日は「これはルールに沿っています」とか
堂々と言ってたじゃんw

しかし、プロでサポーターからお金を取っていると考えると、
実はそんなに軽い問題でもないと思う。

これがW杯予選で相手チームにやられて、出場できなくなった
とかになったら、報道の形も姿勢も変わったと思う。
ゲームから主審を外し、研修を課した審判委員会の対応は
そういう意味では素晴らしい。

でもどうにかしてサッカーを盛り上げようとした槙野、寿人も
素晴らしいと思う。
開幕戦という舞台で、例え誤審であったとしても
これだけ報道されたなら大成功であり、
また選手がそんな細かい競技規則を知らないのも
選手の責任ではなく、チームの責任であると思う。

今後も恐れずいろんなチャレンジをして、サッカーを盛り上げて欲しい。

4回転を飛ばないならアイスダンス

オリンピックも佳境となり、
先日のフィギュア男子は
ライサチェックが金メダル、プルシェンコ、高橋が続いた。

日本人男子初のメダルはもちろんだが、
とことんまで自分の理想をつきつめて滑った高橋は素晴らしく、
また、ブロンズメダリストとしての発言も非常に好意的なものだった。
挑戦したこと、結果には満足しつつも、悔しさを滲ませ、
さらに嬉しさを被せる。
五輪を至高の舞台と考えているからこそ出る言葉だったと思う。

巷で議論されているのは4回転論争。
ライサチェックのスケートは素晴らしく完成度が高かったし、
プルシェンコも本調子ではなかった。
だからといって、ライサチェックの滑りは単体で見た場合、
これぞ金メダルという滑りではなかったのも事実。

トリノの荒川選手も実は同じような状況で金メダルを取っている。
しかし、今回のバンクーバーで荒川選手が同じ滑りで金メダルを取っていたら、
やはり叩かれていたと思う。

五輪という大会の性質上、それはストイックであり、
競技である。
フィギュアを芸術としてではなく、競技として捉え、
チャレンジを繰り返し行くものとして捉えるならば、
やはりライサチェックは金に値しない。
今回はライサチェックとプルシェンコが銀というところが妥当か。

完璧な演技をみたいなら、プロを見ればいいし、
大技(4回転)にチャレンジしないなら、女子フィギュアで出ればいい。
小塚が4回転を降りた感動は、言葉にならなかった。

モーグルやフィュア、ハーフパイプなど、点数が中々不公平になるのは、
芸術要素が強いため仕方ないが、五輪という大会にあてはまるならば、
やはりストイックなものであって欲しいとも思う。

フィギュアの前に僕は予想もしていた。
「ライサチェックが優勝、プルシェンコはどこかでこけて2位、高橋はなんだかんだで4位。
ただしライサチェックの滑りは記憶に残らないものとなる」
高橋が頑張ってくれたが、なんとも冷めた金メダルとなってしまった。

スペシャルのいない日本代表

0-0で得意見所もなく終わったベネズエラ戦。

平山にしても、小笠原にしても、今までのメンバーとスタイルこそ違えど、
チーム力のUPになるかと言えば、劇的に変わるわけがないのは明白。
期待しすぎるのは禁物だと思う。

しかし、その中でも平山、小笠原は非常に可能性を見せてくれた。
小笠原はやはりDMF,CMFが合っているのだろう。
南米選手相手にも負けず、後ろからでも球際は厳しくいっていた。
長谷部がボランチの一角だとすると、もう一人は守備ができるMFが欲しい。
そこに遠藤、憲剛では守備要素が足りない。
稲本、小笠原のどちらかがいいかと思わせてくれた。

本大会18人の枠はFW4人、MF6人、DF5人、GK3人だろう。
MFは飽和状態だ。
岡崎、玉田、寿人、平山、森本がFWだとすると大久保もMF枠だろう。
そうすると、
俊輔、遠藤、憲剛、長谷部、大久保、小笠原、稲本、本田、松井、阿部、今野、香川
辺りがMFの候補となる。
東アジアに呼ばれなかった乾、石川に加え、金崎は落選決定だろう。

岡田監督の好みからすれば
俊輔、遠藤、長谷部、稲本がスタメン
控えにポリバレントな選手をおきたがるから、
小笠原、大久保、阿部が選ばれると考えられる。
次いで1発の武器を持っているが、枠の少なさを考えるとハズさぜるを得ない選手が、
憲剛、松井、本田となり、
その他は現在で落選となりそうだ。

なんとも日本人監督的な候補となることがわかりきっている。
今更否定してもしょうがない。
結果を見届けるしかない。

せめて平山だけでも残って欲しいなぁ。


発言力


日頃から広告業に携わっているが、
自分の持っているクライアントが昨年末より、コンペでサイトリニューアルを
したいと言ってきた。
担当が代わったからなのか、ウチの仕事がまずかったのかは
わからないが、急遽プレゼンをすることになった。

アサインされたのは日本のweb第一人者と言われるA氏。
その下に営業、デザイン、戦略、ウチが付く、
総勢15名の大所帯となった。

そして先日プレとなったわけだが、前日から当日のA氏のパーソナリティが凄まじかった。

それまで時間をかけて作った資料。ウチは今回は情報提供以外はほとんどしていないため、
傍観していたが、なんともお粗末な資料だった。
とても大手代理店の仕事とは思えなかった。
それでもA氏のネームバリューでこの仕事を取るつもりなのだろうと。

しかしA氏がやる気を出した前日の深夜12時からことが動く。
実績を持っているはずの各部署の資料に対して、
ズバズバと修正が出る。
深夜にも関わらず2時間後には修正資料が各部署から上がる。
それにもA氏はさらにきりかえす。

メールでの指示も簡潔だった。
「ここいらないから取った」
「P56は意味わからない」
「この箇所無理でしょ」
極めつけは
「これで最後。でもこの資料は自分の感覚で言ったんじゃなくて、
クライアントから見てもわからないと思ったから指摘した。
今後精進して欲しい」

数々の実績のある15名を一気に切り捨てる。
15名が一斉に指示に従う。
この世界は実績が全てだとはわかっていても、
そのメールのやりとりを見ているだけでも
ドラマのようだった。

その人の理論があってるのか、これでプレが取れるのかはわからない。
しかし、それでも全くブレないこの人を見て、
本当の広告マンの理想像を見た気がする。







若手をどう見る

青木22歳、福元22歳、金沢21歳、米倉21歳、益山20歳

JEFの将来を背負って立つ若手達の代表格。
以前、育成のJEFといわれていた時代には、
山口、阿部、勇人、寿人、山岸、水本、水野、工藤と10代でデビューした選手が
次から次へと出てきた。

そしてその選手達は順調にキャリアを積み、
代表、もしくは移籍先の各チームで主力として活躍している。

ではその彼らと比べ、今チームにいる「彼ら」はどうなのだろうか。
実はそれぞれのデビュー戦に偶然観戦していることが多い。
記憶は定かではないが、阿部もデビュー戦で見たはず。
そして水本、水野、工藤、青木、米倉、金沢を
デビュー戦で見ている。

特に水本、水野は1試合目からチームの力になりえることを
証明し、その後順調にキャリアを積み上げている。
二人に関しては、見たその時から衝撃を受けたのを覚えている。

では最近の彼らはどうか。
青木は芽は出たものの、中々伸びない。
しかし、出た試合でのドリブルや、負けん気の強さは
可能性を感じさせてくれる。
近年最も可能性を感じている1人でもある。

米倉はサポの間ではJEFの至宝とされる。
高校時代に練習で勇人を吹っ飛ばしたことは語り草。
当初はセンスに注目されていたが、ここのところは
持ち味のフィジカルを活かしたプレーも見せ、
青木とともに可能性を感じている。

そして金沢である。
デビューも果たし、その快足や、シュートセンスに目を見張った。
これは期待できると思った。

しかし、前任者達に比べてどうなのだろうか。
水本が見せた落ち着いたプレー、
晃樹が見せたスピード、度胸
彼らからは中々それを感じられない。

もっているポテンシャルは同じくらいだとしても、
それを活かす土壌がないのだろうか。
前任者達が見せたまでの期待感は中々もてずにいる。

ユースの期待の星として、常に若手だった工藤も
もう24歳。次世代を担うスターが生まれるのだろうか。

中西、山口、水本、茶野、村井、阿部、山岸、羽生、勇人、水野、城、寿人、巻
各ポジションで日本代表を輩出してきたJEF。
果たして彼らはそれに続けるだけの器か。





新布陣は??


噂はされていたが、今ピークの勇人が来てくれるとは思わなかった。
勇人のことだからコロっと出ていくのかもしれないけど、
外国人の補強をしたと思えば、それでも戦力は間違いなくプラス。
そしてミリガン。エドと同じオージーだからどうかとも思うのだが、どうだろう。
ストヤノフとまではいかないにしても機動力と、パス能力は欲しい。

さて、新布陣である。
ネットの背番号を下げたことを考えると、ネットはベンチだろうか。
大賛成だが・・。
4-4-2?4-3-3?
長丁場のJ2なら失点しないためにも3-5-2はありだと思うが、
選手が足りないので、やはり4-3-3だろう。

         巻
   谷澤       深井
        工藤
  
     米倉   勇人
アレックス       坂本
    ミリガン  福元
        岡本
か。
青木、中後、山口あたりが入るのかもしれないが、いずれにせよ
主力はこれに櫛野を加えた15人だろう。

この布陣は去年より相当可能性を感じる。特に中盤が機能し始めたら、
J1でも見れないムービイグサッカーが見れそうだ。
しかし、半面解決されない課題も見える。
相変わらずの巻だ。
巻を軸にすえるならば1トップ2シャドーか、2トップしかないと思われる。
2ウィングじゃ機能しない。
深井か、谷澤が相棒になるとすると、右サイドに誰を持ってくるか。
僕の答えは中後。
工藤は運動量とセンスでは負けないけど、
やはりフィジカルとボール精度で言えば中後だろう。

       巻   深井
谷澤              中後

      工藤  勇人
あ、このダブルボランチ見たことあるww
んー米倉出したいね・・・
右SBか?

ということで、自分のわがままを言うと

      巻    深井 
谷澤             工藤
        中後
     米倉  勇人

 ミリガン 福元 池田
       櫛野

となりました(笑)

どんなチームの未来像?


2004年、5年の栄光を思い出し、
チームを去って行った選手達が帰ってくるにつけ、
当時の感情が蘇って、チームが強化された気がする。

そんなわけない。
村井にしろ、林にしろ、いわば戦力外だ。
完全にピークは過ぎているし、
何よりJEFと合わず出て行った選手だろう。

今から来る選手は最初からJ2とわかっている。
でも、去年戦った選手達はギリギリの戦いをし続け、
どん底になったJEFに残る決断をしてくれた。

移籍金0でJEFに来るなら歓迎する。
しかし、立場はあくまで現在の選手の控えのはずだ。
昨シーズン、しっかり結果を残した選手なら、
レギュラーでも納得するが、林などは正直ベンチ外が適当だと思う。
酷な話をすれば、村井も林もあと2年だろう。
米倉、福元はあと10年ある。
どっちをチームの主軸にすえるかは明確だ。

過去の栄光はJEFが誇るべきアイデンティだと思う。
でも、それ以上に昨シーズン戦ってくれた選手をリスペクトしなくてはいけない。
他チームでは出れないからJEFへ。
そんな選手なら金のムダだ。
資金にも困っていないが、そんな選手に払うくらいなら、
新しい可能性に少しでも回して欲しい。

2010年スタート!

去年の目標は

①貯金:8月までに100万貯める。

②仕事:集中力を持続して、自分の仕事を確実にこなせるようになる。

③適度な息抜きと笑顔を忘れずに。思いやる心で穏やかな人になる。

でした。
まぁどれもそこそこ達成できたかな。仕事がちょと微妙だけど
達成率は75%ってとこでしょう。

結婚して、フットサルチーム立ち上げて、子供ができた。
平凡な僕にしてはかなりアクティブな1年でした。

今年の目標は何にしようかねぇ
①年末までに200万貯める
②子供を可愛がる
③仕事を任せられるようになる
④フットサル上手くなる
かな。

よし、今年も頑張って行こう☆

シーズン終了と来季への第1歩


最終節もG大阪に負け、J最速で降格が決定した大分にも抜かれ、
最下位で終わりました。
もうひどすぎる。
その中で放出した選手を見るとなんとなく、江尻さんの考えることもわかるかもしれない。

エド、下村、新居、佐伯が放出された。
下村はハッキリ言って、加入した年から放出して欲しいと思ってたので、安心した。
エドは最近は相手にプレーを読まれ、ポカが多すぎ、空中戦以外に使えないことが
露呈してきたので、これも止む無し。
佐伯はポジションが被りすぎてたためか。
しかしもったいないのは新居。
本人はJEFにいたいように見えたが果たしてどうなんだろう。
嗅覚とスピードはJ1レベルだけに、実に残念だった。

さて、個人的にはまだまだ放出すべき選手はいるし、
現実的に放出せざるをえない選手もいるだろう。
しかし、来季の布陣を悲観してるわけでもない。

    深井(金沢)  補強
谷澤              補強
     米倉  アレックス
坂本              青木
     池田  福元
       岡本
は、中々面白うだし、ややもすると最終節のメンバーより強そうだ。

後は選手の残留とに全力を注ぎ、使えない選手の放出ができれば希望が持てそうだ。
補強は余力でもいいかもしれない。
ネット、ミシェウは早々に売って、ボランチと、ドリブラーを確保。
巻、工藤、中後、福元が残ってくれるとサポ的にはかなり嬉しいんだけどなぁ。。。