「どうせやるなら、楽しもう!と決めてやっているんだよ。」
あまり好きではない行事に参加したときに、息子がよく言う言葉です。
こんにちは♪長安知子です。
「楽しもう!」と決めて、楽しむ。
それがどういう心持ちか、実感として感じたのがヤングアメリカンズのワークショップでした。
大勢の前で歌ったり踊ったりするのが大っ嫌いな息子。
それでも、「楽しむ!」って決めて参加する息子。
「きっとヤングアメリカンズが楽しませてくれているんだ。
じゃあ、どんな風に?」
子どもが自分から「楽しむ!」って決めて楽しめるようになるのはどうして?
そんなことも気になって、大人クラスも開催された広島でのワークショップに参加してきました。
歌も踊りも苦手な私。
きっと息子の気持ちが分かるはず。
ドキドキしながら、1000人以上入る大ホールの舞台に立ちました。
集まったらいきなり、ダンスの振り付けの練習。
2~3回繰り返したら次の曲の振り付け。
全部で40曲以上ある歌や踊りの練習を、たった数回で次から次へと練習していきました。
とてもじゃないけど、覚えられないペース。
しかも、どの部分の何をやっているかもさっぱりわかりません。
「なにこれ、全然楽しくない。」
正直、そう思いました。
休憩時間に、2回目以上参加している大人たちに聞いてみました。
「なぜ繰り返し参加しようと思ったんですか?」
「歌やダンスが好きだから。」
「ですよね~。」
「やっぱり、歌やダンスが好きじゃないと、楽しめないよね。」
そう思いながら、練習に戻りました。
「今からオープニングの練習するよ!」
降ろされた幕の内側で投げかけられた言葉。
「3日目はこの舞台でみんなの歌や踊りを、たくさんのお客さんが見に来るよ。
お父さんやお母さんも楽しみに観に来てくれるよね。
その時に、どんな顔して舞台に立ったら喜んでもらえると思う?」
その瞬間、息子の言葉が頭の中で響きました。
「楽しもう!と決めてやっているんだよ。」
私、ものすごいカン違いをしていたんです!
「喜び」や「楽しみ」は誰かから与えられるもの。
そんな風にどこかで思っていた自分に気がつきました。
誰かに喜んでもらおうと思ったら、自分が心から歓んでいる方がいい。
誰かに楽しんでもらおうと思ったら、自分が心から楽しんでいる方がいい。
「歌や踊りが好きでないなら、楽しむ要素がない。」
そう思ってしまったら、全然楽しめません。
大勢の知らない人同士とヤングアメリカンズ。
ただ、それぞれ自分で楽しんでいる姿が見えるだけ。
だけど、それは見ているだけで楽しい気分になれるくらい、本当に楽しそう♪
自分で楽しむ。
ここは楽しませてもらう場ではなくて。
自分から楽しむことでそれを周りの人に分けていく場なんだなって感じました。
それからは、「自分から楽しさを感じること」に集中しました。
次から次へと新しい振り付けの練習があるからこそ。
完璧に覚えることなんて要求されていないことを感じました。
そして、楽しみながら練習を重ねて。
「今できる最高の笑顔を見せよう」って決めて舞台に立ちました。
そしたら、それをちゃんと拾ってくれた方がいたんです!
「ショーでの笑顔、ステキでした。
笑顔の人が!と思ったら長安さんでした!!」
そんな風に声をかけられて、本当にもう、感激でした!
ありがとうございます♡
自分から楽しむことでそれを周りの人に分けていく楽しさ。
それを教えてくれたヤングアメリカンズと子どもたち。
本当に、本当にありがとう!!
お子さんの心にも、ママの心にも残る、ステキな出逢いがありますように♡
↓↓↓↓↓↓
・ご登録いただいた方に
「子どもの心が育つ♪ 絵本がもっと好きになる!おススメ絵本(PDF)
をプレゼントしています。
子どもの才能と考える力がグングン伸びる!絵本の読み聞かせの魔法 長安知子でした。^^